紙船をあざやかに折るその指であなたはだれも殺さないでね

信頼に足るものを書きたい、ってこの前もエックスにポストしたけどいま本当にその気持ちが強い。
出鱈目に信じてほしいというよりは、わたしを信じてくれている人たちを優勝させたいという気持ちがある。
(芸術作品そのものに貴賎というか勝ち負けはないというのにわたしも同意するが、作家の書くものを心から信じて楽しめることは「勝つ」ことだとわりとはっきりと思う。)


魂のアカウントで来い、といつも思ってるし
魂のことばで来い、ともいつも思ってるよ。
こういうことを言うと偉そみたいで、ふだんは何重にも予防線を張り巡らせて言ってしまうんだけど、やっぱり魂の乗っていない言葉づかいは、わかってしまうと思うよ。



前回のnoteもそうだしどことなく不穏な内容ですみません…。いずれなるようになるし、自分のなかで消化できると思う。いや無理かも、そのときは頼らせてください…。


「第六回笹井宏之賞」の短歌、最終選考作品も含めてそこには魂の「乗り」があるなと思った。
総合誌の大きな短歌賞の発表号はこの5年と少しのあいだほとんど買って読んでいるんだけど、そのなかでもとくに腑に落ちたというか(自分の好みと合致していたからというわけではなく)信頼できると思った。

だからこそ今年は出したいんだけど50首の連作というのが本当に苦手でいつものように出せたら出す!になってしまっている……。
短歌賞に応募したい気持ちもあるし、普通に(決して普通ではないが…)300首くらいの歌集を作りたい。
全然、私家版で良いと思っている。あと、今度本をつくるときは必ず電子版も出したい。紙の本を開いて読めることのありがたさ(当たり前じゃなさ)をものすごく実感しているので……。
紙の本の表紙をなでてみて、ときどき湿度のおもさを感じながらページを摘んでめくるというのはそれ自体が読書体験のうちのひとつで、わたしもこれまでとても大切にしてきた時間なのだけど、そういう時間がとれないこともあるね。ふつうに人生。
歌集はつくります。今年中に出せないとしても必ず。つくりたいし読んでほしいから。


マホイップの進化方法はじめて知りました。かわいい。
特大のバケッチャを捕まえたのですがポケモンのともだちがいないので進化できません…。今もあるんですね、通信進化……。



紙船をあざやかに折るその指であなたはだれも殺さないでね
/湯島はじめ

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