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2/27~2/28 紀伊半島一周 その8 那智の滝

これまでの記事は、こちらのマガジンにまとめてあります。

よろしければ、ご覧くださいませ。

***

和歌山県那智勝浦町にある、「ホテル浦島」の駐車場を出発したのが、午前8時過ぎでした。
夫と、車に乗り込みます。

南紀に旅をして…
しかも那智勝浦町で…
「那智の滝」を見ない手はない!

ということで、まずは那智山に向かいました。

海から山へ。
ホテル浦島の駐車場からは、車で15分ほどの道のりです。
けっこう近い。

那智の滝は「飛瀧神社ひろうじんじゃ」のご神体となっています。
まずは鳥居をくぐり、参道を進みます。

参道は石段になっています。
5分ほど石段を下ると、滝が見えてきます。

ごうごうと音をたてて、滝が流れています。
時刻は、午前8時39分。

境内には、私たち以外誰もいませんでした。
貸切状態!

那智の滝は、高さ133m・銚子口の幅13m ・瀧壺の深さは10m以上もあります。
1本の滝としては、日本一の落差になっています。

水は生命の母と申し、那智山信仰の根元であります。
古来、延命長寿の信仰が篤く、数多の修行者や参拝の人々が詣で、今日もこの御瀧の水は延命長寿の水として尊ばれています。

熊雄那智大社公式HPより

また、滝そのものを大己貴おおなむち神が現れた御神体として、祀られています。
現在の熊野那智大社が造営される前は、熊野の神々はこちらでお祀りされていたんだそうです。

さて、社務所で300円を納め、「御瀧拝所舞台」に向かいます。
滝を、間近で拝むことができます。

御瀧拝所舞台に向かう途中には、「延命水」が流れています。
この水は、滝壺の水です。

2体の龍の口から、延命水をいただくことができます。
延命水のすぐ近くに、盃が置かれています。
100円を納めて盃を求め、そちらで延命水をいただくのです。

龍さんと滝。

龍さんが、なんだかカッコ良かった…。

さて、参道を進むと…
御瀧拝所舞台が見えてきました。
(なお、写りこんでいるのは夫です)

もう何度も訪れていますが…
相変わらず、すごいです。

ごうごうと音をたてて、毎秒1トンもの水が流れ落ちています。
その迫力たるや。

この日は天気も良く、暖かく…
しかも他の参拝客がいない。
最高の状態で、滝を堪能することができました。

岩肌を伝う水が…
美しい。

雨上がりだと、もっと水量が増えます。

滝の上部。

真ん中あたり。

滝壺。
水の力はすごいなぁ、と感じました。

さて、さらに参道を進みます。

朝早い時間の参拝は、とても気持ちが良かったです。

さらに進みます。
最終的には、飛瀧神社の境内に戻る形になります。

参道の途中に、小さな社殿があります。
「御瀧本祈願所」という社殿で、こちらで祈祷をお願いすることもできます。

中央に那智御瀧御祭神・大己貴命おおなむちのみこと、左右に役行者えんのぎょうじゃ像、不動明王像が祀られています。

実は私、こちらの御瀧本祈願所にて、人生最大の祈願を「護摩ごま木」に書き、奉納させていただきました。

その年のうちに、願いは叶いました。
ゆえに、那智山に足を向けて寝ることができません。

さて、御瀧本祈願所にお参りし、境内に戻る形で参道を進みます。

木々の向こうに、太陽が!
初めて、きちんとした「光芒こうぼう」を撮ることができました!

嬉しくて、何枚も撮ってしまいました(笑)

ズームにすると、さすがにゴーストが発生(笑)

那智山には、滝のほかに青岸渡寺せいがんとじと熊野那智大社があります。
ですが、昨年お参りしたので、今回は上りませんでした。

那智山飛瀧神社ひろうじんじゃを後にして…
次は串本町・橋杭岩はしぐいいわを目指します!

あと少し続きます。


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