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note投稿者の指摘を参考に格変化訓練スタート! 62歳からのロシア語24

★ロシア語の三大挫折ファクター

 ロシア語の再学習をスタートしてはや13ヶ月。いったいどれほど伸びたのか不安なところもある。だた、ロシア語学習が完全に生活の一部になっていることだけは確かだ。

 しかし13ヶ月たって痛感するのは、私の前には、ドーンと高い壁が立ちはだかっていることだ。つまり躓く内容が三つあるということである。

1)格変化
2)完了体と不完了体
3)運動・移動の動詞

 これらが混乱して自由につかえず、いまだに間違えたりしている。一年がすぎているのに情けない。

 英語だろうがフランス語だろうがドイツ語あろうが、はたまた中国語やアラビア語だろうが、どの言語でも日本語話者が共通してつまずくポイントというものがあるにちがいない。

 ロシア語に関しては、まず上の3つじゃないかと思うのだが・・・。さてどうしたものか。考えあぐねていたところ、熊本でロシア語を教えている中島 敏貴さんという方のnote記事を見つけたのである。

★格変化を暗記してしまえば、あとがらく?

 その記事とは「ロシア語の初級者と中級者には明確な差がある話」だ。曰く。
ロシア語の初級者が中級者にグレードアップする段階で必須なのは、名詞や形容詞の格変化(単数・複数両方)の暗記と使いこなしだと思っていますが、この格変化パターン(もしくは変化表)の暗記を曖昧のまま後回しにして、とにかく新しい単語の暗記を最優先にしてしまう属性の人が意外と多く見られます。(引用おわり)

 ああ、俺が伸び悩んでいるのはこれだ! と思った。

 確かに、フェイスブックを読んだり興味あるYouTube番組をみて単語を調べるなど、量は少ないものの毎日少しずつ単語は学んでいるつもりなのに、どうしても「伸び悩み感」があった。

★四半世紀以上前に買ってホコリをかぶっている格変化表を探し出した!

 そこではたと思った。たしか1997頃に購入していた薄い本を思い出した。それは、「必携ロシア語変化総まとめ」(オルドジフ・レシュカ、ヨゼフ・べセリ共著 千葉栄一・金指久美子編訳 白水社)。

 いまネットでこの本のリンクを調べたのだが、古本ばかり。ひょっとして絶版になっているのか?

 こういうたぐいの本は、読んだりしていてわからないときに確認する本かと思っていた。しかし、これを丸暗記してしまったらいいのではないか、
という恐ろしい思いが浮かび上がってきたのである。

 記憶力に関してはかなりハンデがある私。でも、やっちまおうかなと闘争心がふつふつと湧いてきてしまった。

★必携ロシア語変化総まとめ(白水社)丸暗記作戦スタート!


70枚以上ある変化表をぜんぶ丸暗記することにした

 この教科書は、普通の日本の単行本サイズ’四六判で92ページ。内容は92の項目に分かれている。

 そのうち表はだいたい70枚くらいある。これを全部覚えてしまおうと思う。もちろん、解説部分も読み理解に努めたい。

 でも、もともとはチェコの言語学者が書いたもので、解説文がすごく難しい。これは日本語の翻訳の問題ではなく原文が難しすぎるのだと思う。

 格変化のまとめ表をぜんぶ覚えてしまうという方法は正しいのか間違っているのかわからない。

 でもとにかくやってしまおうと思う。とりあえず今年(2024年)8月末までに95%覚えるを目標にしてみる。

 その結果どうなるか楽しみだ。この本を暗記してしまったあとは、もしかすると見える景色が違うのではないか? という期待を保ちながら。



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