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感じたことぐるぐる考えたことをここに残していきます。

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行いは、あなたの記念碑

映画を観て、このセリフが印象に残りすぎている。 発された場面は、たいして重要な場面でもなかったのにも関わらず。 10歳のオギーは、遺伝子の疾患で、人とは違う顔で生まれてきた。そして学校へ行ったことがない。だけど母親の強い意志で、5年生の初日から学校に行くことになる。はじめは、いじめられるオギーだけど、オギーのもつ’’ふつう’’でまっすぐな在り方によって、だんだん周りが変わっていくという話。   学校で今日の格言が読み上げられるシーンが3つあるんだけど、それがどれもよい。中で

    • どの物差しを持つか

      世界には、いろんな物差しがある。 「価値の置き方」と言い換えても、いいかもしれない。 なぜこんなことを思い始めたのかというと、この映画を観たからなのです。 『サバイバルファミリー』(矢口史靖監督) ある日突然、世界から電気が消えてしまう。この大困難に、東京で電気に頼って暮らす一家がどう立ち向かうかを描いたコメディー&パニック映画。監督は、『ウォーターボーイズ』でお馴染みの矢口監督。ロシアの映画祭で監督賞も獲っている。 電気の消えた世界では、CDもメンコとして扱われてい

      • 日常のくだらないを抱きしめたい

        日々いろんなことがある。 仕事で任されたExcelの関数がうまく組めない、お腹がなんだか緩い気がする、汗と湿気で朝髪の毛をセットしても午後にはぐるぐるになってしまう。。 嬉しいことも生活にはもちろんあるけど、やっぱり性格的にどうしてもうまくいかないことに目が向きがちになる。 日常のくだらないをもっとかき集めたいと思った。どうでもいいような、でも笑えるようなかけら…たとえばこんなの アイドル状態wと思って、アイドル状態になっていた人にタイミングを見て写真送ってみたり。

        • 優しいことは 忘れないでいる

          優しいことは 忘れないでいる 愛がなんだの主題歌「cakes」の冒頭の詩。 映画を観たわけじゃないけど、ここの歌詞にどうしようもなく惹かれて反芻してしまう。 優しいことは 忘れないでいたいよね。 彼女と分かり合えないと思う瞬間が増えている。一緒に過ごす時間が長ければ、それに比例して分かり合えない瞬間も増えていくのは、もしかしたら当たり前なのかもしれないけれど、そういう瞬間を重ねることは怖くもある。 ちょっとしたものの考え方の違い、世界の捉え方の違いなのかもしれないけ

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        • 考えたこと
          11本

        記事

          花屋とケーキ屋が多い街

          4月の終わりに引っ越してひとり暮らしを始めた。 ひとり暮らしをするする詐欺をして2か月が経とうとしていたころ、いい加減行くかと不動産屋に行って、その日に部屋を決めて2週間後に入居した。 街の感じとかはあんまり気にしていなくて、バストイレ別で独立洗面台があって、とかういう設備面で決めた。 だから引っ越してきてから街の様子を見るようになった。 ひとことで言えば、花屋とケーキ屋が多い街。 多いと思う。いいと思った。 花もケーキも心に余裕があるときや、うれしいこと、お祝いした

          花屋とケーキ屋が多い街

          手をつなぐように

          今年のバレンタインは、僕が彼女にあげる。「彼女」って書いたけど、ただの代名詞で、付き合ってない。たぶん、これからも付き合ったりすることはないんだろう。彼女とは週2,3回電話する。LINEはなんとなく毎日してて、月2,3回会う。週末は泊まったりすることもある。元育成担当である彼女とはそんな関係で、人に話すと、だいたい「え、付き合ってるの?」と聞かれる。「いや、付き合ってない」「へえ…」だいたいこんな風になるけど、僕も「え、付き合ってるの?」って思うこと、いっぱいあるわ!と心の中

          手をつなぐように

          チョコほしい?に対する正解は

          「バレンタイン、チョコほしいですか?」 この問い、してる人多い気がしている。どうしてするのか。人の数だけ正解はありそうだけど、僕なりの最適解をちょっと考えてみたいよ。 ちなみに、妹は彼氏にこの問いをしたらしい。そうしたら、 「え、それ言っていいの?」 これは個人的にはなしかなあと思う。「え、それ言っていいの?」って「サプライズじゃなくなっちゃうけど大丈夫?」ってことでしょう?なんか上からじゃない?いや、二人の関係性によるのはわかるけど、妹と彼氏の関係性からみてもイマイチ

          チョコほしい?に対する正解は

          勝手にいろいろ

          耳の全く聞こえない方が内定になった。 めっちゃくちゃ丁寧ないい人らしくて、履歴書の写真もいい顔をしていてなんだか嬉しかった。いろいろあったろうにこんないい顔して写ってる。ニカッて感じの笑顔じゃないけど、姿勢よく髪の毛も清潔にして、まっすぐこっちを見てる。けど。僕がこうやって感じるのは、こんなところで困ってきたのかなとか、そういう想像をしやすいからなのかなあ。他の人に対してそう思わないのは、その人のしんどさやバックグラウンドを想像しづらいからなのかもしれない。しかも、その耳の

          勝手にいろいろ

          選ばれないものをつくること

          何かを選ぶことや肯定することって、何かを選ばないことだよなあと思う。選ばれないものをつくること。 恋愛でも趣味でもキャリアでも、人間関係でも時間の使い方でも、なんでもそう。無意識にこれはしない、これは違うかなってものを生み出して積み重ねているんだよなあと急に思った。 急にというか、「カランコエの花」という映画を見て思った。高校のあるクラスでLGBTの授業をしたことによってだれがLGBTなのかという”犯人捜し”が始まって・・・という話。そのLGBTの授業が「恋愛に性別は関係

          選ばれないものをつくること

          えいやっ!と飛び出すあの一瞬を愛してる

          表題の本、すごい。 昨日、友達とチーズダッカルビを食べた。その友達とは年末にも会っており、その時に本を貸してくれた。チーズダッカルビの日になって気がついた。まだ本読んでない。急いで本を読むが間に合わない。ブログがまとめられた本であって、結構な量があった。だめだ、今日は返せない、明日読もうと決めた。友達が落ち込んだときにこの本をいつも読んでいると言っていたので、長いことこの本借りてても大丈夫なのか少し心配だったが、聞いたら大丈夫とのこと。仕事もひと段落し、落ち着いた生活を送って

          えいやっ!と飛び出すあの一瞬を愛してる

          人間は球体なのかも

          ここ2週間で2人に告白された。 人肌恋しい季節だからかな・・・ ひとりは、学生時代同じサークルの先輩で27歳。仮に小阪さんとしておこう。小阪さんは、とても穏やかで、僕のことをいつも大事にしてくれる人。たとえば、って書こうと思ったけど、ぱっと思いつかない。なのにこういう印象を僕が彼女に対して持っているということは、何気ない彼女の言葉選びやまなざしからそう感じているということなのかもしれない。たしかに、彼女は僕がうまく話せなくても待ってくれるし、いつも真剣に僕を見てくれる。

          人間は球体なのかも

          名刺代わりの

          Twitterで「名刺代わりの10選」シリーズを見るのが好きだ。 人の好きなものを聞くと、こういう人なのかもって見えてくるような気がする。 あるものを好きになることは、その人の過去に経験してきたことの結晶だから、僕はこの人どういう人なんだろって知りたいときは好きな本とか、映画とか、音楽とか、聞いてみたくなる。 僕も自己紹介をしてみようと思って衝動的に書いてみる。 今回は映画で書いてみよう。 たいていの映画は一回観たらもういいかってなるけど、ここらへんはならないなあ。。

          名刺代わりの

          関係性に名前をつけること

          最近、関係性に名前を付けるということについて考えることが多い。 僕には好きな人がいる。 正確には、好きな人が ”いた” なのかもしれないなとも思うけれど。でもたぶんまだ、その人のことは好きだ。ほかのみんなのことも好きだけど、この人には承認されたいと思う。 仕事で、もともと彼女が僕の育成担当だったこともあり、彼女に承認されることが自分の仕事での評価につながるから、彼女のことを特別に「好き」なのかもしれないと思ったことも ないことはなかった。 けど、育成担当でも同じ部署でもな

          関係性に名前をつけること