ChatGPTと図書館司書はどう関わっていくのか

【概要】
今回の会話では、ChatGPTと図書館司書の関係性について話されています。ChatGPTは、何でも答えることができて、様々な現場で使われていることが紹介されました。そして図書館司書の仕事との関連性についても話がされましたが、ChatGPTが図書館の本のデータベース情報を持っていないため、書籍を探すことはできないと話されています。しかし、ChatGPTを使って最初の入り口として、図書館司書の持つ情報を広げたり、連想を広げたりすることはできるかもしれないという意見が出されています。

【配信内容_自動文字起こし】
こんにちは。今日はChatGPTと図書館司書はどう変わっていくのかということを おしゃべりたいと思います。皆さんChatGPTって最近ものすごく熱狂していて 皆さん多くの方が使われているかと思います。そんなChatGPTっていうのは 何でも答えてくれますよね。例えばコーディングをして欲しいと言えば 望みのコーディングをしてくれたり、何か悩み相談をしたいと言えば それに対する回答をとても流暢な口調で返してくれたりするのが特徴だと思います。 教育現場にも影響が及んでいたりするんですけども、それと同じようにですね 図書館司書というもの、この方々も何かわからないことを調べたいといったとき 該当する書籍を探したいといったときに、お悩み相談として調査相談に乗ってくれるわけですけども、この両者の関係性ってどうなっていくんだろうなというふうに気になりました。 同様にですね、悩み相談の内容が医療になればその対象は医師になるわけですね。 だからそういった悩み相談、何か調査相談、相談する相手の仕事をしている方々 図書館だったら図書館司書、病院だったら医者、お医者さん、そういった方々とのChatGPTの関わりで どうなっていくのかなというようなことを今回はおしゃべりたいと思います。 まず、ChatGPT自身に図書館司書とはどういうふうに関わっていくんですか?と聞きました。 そしたら、実現可能性があるかどうかを置いておいて、図書館の自動化をしますとかというようなことを言ってくれました。 ただ、これは何の根拠もないことなので、何をもって自動化なのかなというのはよく分かりませんでした。 図書館の自動化といえば、完全な自動書庫というものも存在はするんですよね。 だから本棚が完全に利用者からシャットアウトされていて、その間を本を取り出すカゴが縦横無尽に走っているという、こういった自動書庫というものが存在するんですけども、そこにChatGPTがどう関わるのかは不明ですし、 多分それはChatGPTが適当に言ったんじゃないかなと思いました。 一方で、ChatGPTは図書館司書がやっているような相談の、悩みに対するヒントが書いてある書籍を探すということはできないとChatGPTは明言したんですね。 なぜならというと、その図書館に所蔵されている本に関する情報がChatGPTにはないからと言っていたんですね。 どういうことかというと、一般的にネットをサーフィンしていただければわかると思うんですけども、 図書館の書籍って実はインターネットをクローリングするだけ、つまりGoogleの検索エンジンがネット上を探し回る、動き回っているような挙動で、 図書館が持っている蔵書のデータベースの中身までは見ることができないと言っているんですね。 だからつまりChatGPT自身の持っている情報というのは図書館の蔵書データベースの内部までは及んでいないんだよということを言っていました。 このことからすると、図書館司書の仕事を全く持ってこのChatGPTが代替するのは難しいんじゃないかなと思うんですよね。 一方で医療の方はどうかわからないんですけど、医療関係の文献とか論文とかそういうものをたくさん読み込ませれば、 ChatGPTはそういった医療関係の知識にも長けていってお医者さんに相当匹敵するような回答をするかもしれないんですけども、 図書館司書というのは本当に図書館にある蔵書データベースに基づいた回答、あるいは蔵書データベースに行き着くまでに、 何かいろんな知識の連想というかそういったもので該当の文献にたどり着いていくわけですけども、 最終的にChatGPTが該当する文献をパッと提案するのはできないと言っていました。ただ、図書館司書の方が受ける相談というのはやっぱり自分の専門外のことが多いと思うんですよね。 だから最初の入り口にChatGPTを使うのはありなんじゃないかなというふうに私個人は思うんです。 どういうことかというと、ChatGPTを使って全然知らない言葉で利用者の方が相談をしてきたときに、 その言葉から連想されるワードというものを引っ張り出していくときにChatGPTというのは使えるんじゃないかなと思うんですよね。 一般的にGoogle検索とかでも使うと思うんですけども、そこではすぐには出てこないような連想をするキーワードをChatGPTを使って引っ張り出してきて、 それをもとにGoogle検索とか蔵書データベースを検索して、該当する書籍・該当する情報にたどり着いていくというのがありなのかなと思うところです。 つまりはChatGPTはその調査相談をするときの最初の入り口で何か発想を広げる、あるいは連想を広げていくというところの手助けになるんじゃないかなというふうに私個人は感じるところでした。 ものは扱いようですけども、いろんなところに良い効果をもたらす形でChatGPTが広がっていくということを私はとても楽しみにしています。 以上ですね、ChatGPTと図書館司書の今後どう関わっていくのかということを話してきました。では失礼します。バイバイ。

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