花の色春の空だね胡瓜草くつろぐ犬の指先に咲く

雨滴〈掌編小説（488文字)　短歌〉

　雨あがりの道の、そこかしこにまだ雨滴は残っていた。 　四月の終わり、新緑は曇り空のもと少し重たげに見えた。犬が、ぐんとリードを引っ張るので、慌てて手に力を込めた。 　道をそれ、草むらに入っていこうとする犬の両頬に、たんぽぽの綿毛がまとわり付いている。犬は気にせず突き進もうとするけれど、押しとどめ、体に付いた綿毛をそっと払った。湿りを帯びた綿毛は指にくっつき、指を擦り合わせて取ろうとすると、綿毛がよじれて萎れたようになった。 　指先から離れ、ぽとりと綿毛は地面に落ちた。ああ

庭の片隅に咲いていたオオツルボ（シラー・ペルビアナ)。かなり目立つ花です。 note創作大賞はじまりましたね。部門が、短歌や俳句、詩などは設けられていませんね( `･ω･) ｳｰﾑ… 小説はいくつか部門がありますね。何か書けたら書きたいところですが( `･ω･) ｳｰﾑ…

ほろ苦いはっさく急に好きになり大人ですねとひとりごちてる

雨はまだやみませんかと夜空へと耳を澄ませる小さいね人は

名前を入力するとAIが似顔絵を生成してくれるというもの。noteでちらほら見かけたので、やってみました。 い、犬！！！ AIさん、いい仕事してくれます(o´∀`)b

背後から突然肩にお手をされ柴犬の頬包めばぬくし

雨の日曜。雨を避けて高架下に散歩に行き、行き帰り車の乗り降りで柴犬くんを抱っこ。換毛期で毛がたくさん付いたので、服をころころしていたら、僕も〜と柴犬くん。コロコロ〜ごろーん。なんて無防備な。 至福の表情でコロコロされていました。

記憶には残らぬほどの日も指を守ってくれた爪を切る音

動物病院に行ってきました。目の定期的な検診と狂犬病予防注射です。 狂犬病予防注射。集団接種会場では、それはもう大騒ぎして、会場にある狭い檻に閉じ込めないと無理😱 でもいつもの病院なら、診察台の上で大人しくさせます。今日は痛かったのか鳴きましたが。ゆっくり休ませたいです。

モノクロの写真の埃払うとき遠い昔のあなたに触れる

黄砂が広範囲にあったようですね。 私が住む地域でも、空がのっぺりと白くなり、山が霞んで見えました。外ではマスク着用して防御。 お家の中では、柴犬くんがのびのびしていました。ごろーん。