【めりけんじゃっぷ】第2話 懐かしの助手席と思いつきの第一声
←第1話 別れの儀式と菓子箱の匂い
現地コーディネーター1人、運転席にはこれから僕たちの世話をしてくれる先生。女子6人男子3人。
(男は3人並んで1番後ろの席だな)
と想像していたマイクロバスの席のフォーメーションは、
『みんなの荷物を後ろから順番に置いていく』という、想像すらしなかったシステムによってあえなく却下となった。
となると、結構せまいな・・
ここから現地まで寝るという神業は、飛行機で味わったよりもさらに窮屈な道中になるであろうその車内では到底繰り出せそ