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【対談】上下関係を考える

博士:はぁ。。。。

村長:あきらかに「どうした?」と言ってほしそうなため息だな。

博士:お察しの通り。
先日ね、若い衆にちょっとアドバイスをした時、
「そんな上から目線じゃ、聞く耳もてないっすよ。」なんて言われましてね。村長はそんな経験あります?

村長:そりゃあるさ。

博士:で、その時、村長は何て答えたんです?

村長:「そりゃ、しょうがない。私は(鳥)だからね。」 と。

博士:あ~!ズルい!

村長:ズルくないさ。飛んでたら、どうしたって目線は上からになるだろ。

博士:いやいや、「上から目線」ってそういう意味じゃなくて・・・

村長:んな事はわかってる。

博士:昔は首根っこをガブッ!!っと噛みついて終わりだったんですがね。最近じゃそうもいかなくなって。

村長:博士も、人間みたいな事言うねぇ。上下関係っていうのにも、いろいろある訳だろ?歳の差だったり力の差だったり。
で、力のある年下から言われて「生意気な」とか?
力のない年上から言われて「何もできないくせに」ってやつだろ?

博士:そうそう。その通りなんですよ。どうすりゃいいですかね?

村長:簡単よ。

博士:え?何なんです?

村長:ジャンケン。

博士:は?

村長:ひとまずジャンケン!それでいい。
大体ジャンケンで負けたら、なぜか、言う事聞くだろ?
そこには上司とか、歳とか関係ないだろ?

博士:ま、まぁ、でもちょっと無理があるかな。。

村長:もっと遊んだらいいんだよ。
たまには、お互い仕事を交代するとかさ。そうすると、お互いの作業の大変さや気持ちがわかるし。そして「さすがですね」って声をかけたり。
相手の事について何か思う時、言いたい時は「さすが」から始まる文章にするとよいよ。

「どうせ」「~のくせに」がつくとロクな事にならん。

博士:あぁ、それいいですね~

村長:ただ、

博士:ただ?

村長:「さすが○○さん、やっぱり結果がでませんでしたね。」
なんていう意地悪スキルは出してはいかんよ。
私もよく、チクっとする言い方してしまうがね。

博士:あー、私、言ってしまったことあるかも。。

村長:言葉使いは気をつけないとね。あとな、
いくらジャンケンでも気に入らない事がある。

博士:なんです?

村長:ピースがゲンコツに負けるのが納得いかない。

博士:あれは、石と、はさみ  ですよ。

村長:あ、そうなの? ならいいや。

博士:へへへ。

僕:年齢、個の力や性格、特性等、色々な要素でどうしても上下関係はできるもの。そもそも、そんな事で上下を決めないで。

上下左右すべてを見て、自分を中心に置いてみて、そして極上の愛を以って全方向に発信すると角が取れて円になる。そんな世界が僕は好きだ。


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