合コンのあと、食事のお誘いがくることはよくあった。
そんな時、毎回私が思うことは

「めんどくせー」

なぜなら私に興味をもってくれる男性は主に2タイプだった。
①大人しい雰囲気の女性が好きな“オラオラ系男子”
②ノリがいいけど優しい雰囲気の女性が好きな“大人しい系男子”

私はもともとオラオラ系男子が苦手だ。
大人しそうに見えて我は強い面倒臭いタイプの私は、オラオラされるとイライラしてしまう。

大人しい系男子は嫌いではないのだが、彼らは合コンでのノリの良い私にときめいて連絡してくるので、2人で会った時にも私が会話を盛り上げてくれるものだと思っていることが多い。

その空気を察した私は、阿川佐和子ばりにインタビュアーとして彼らに質問し、返ってきた答えにリアクションをとる。
帰る頃にはヘトヘトで、もう二度と会いたくないと思ってしまう。

その頃の私は、合コン本体より合コン後に開かれる女子会であーだこーだ男性を評価することに楽しみを感じていた。
(今考えると本当に何様だよと思うことも平気で言ってたな…)

そしてそんな不毛な毎日を繰り返していた私に、29歳の時ついに運命の出会いが訪れる！！！
合コン、飲み会で数多の男性と出会ったものの、合コンから付き合ったのはこの男性一人だけだった。

次回は【悲惨―虚像と現実のギャップ―】について書きたいと思います。