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長く険しかった婚活の記録⑩【彼に感じた不思議な気持ち】

それからというもの、私は彼を地元の観光地や美味しいお店に連れて行った。

出向でやってきたものの新型コロナの流行もあり、ほとんど出歩いていなかった彼はとても喜んでくれた。

彼と過ごす時間は楽しかった。

しかし私はずっと地元にいたいと思っていたので、ゆくゆくは関西に帰ってしまう彼を恋愛対象としては見ていなかった。

それが良かったのかもしれない。

いつもは相手に対して「この人は彼氏としてどうだろう?結婚相手としては?」と邪念を抱きながら接することが多かった私が、何も考えずただただ彼との時間を楽しむことができた。

はぁー、この人が地元の人なら良かったのになー

なんて思っていたのだが、私はある出来事をきっかけに彼を恋愛対象、というより結婚相手として意識し始める。

それは彼と電車に乗ったときのことだった。
彼はピタッと私にくっついて隣に座ってきた。


そう、ただそれだけ。


私はパーソナルスペースがかなり広めだ。
男女問わず仲の良い友だちでさえ、あまり近くに来られると逃げ出したくなる。
ましてや出会って間もない男性ならなおさら。

しかし彼がピタッと隣に座ったとき、いつもは感じるはずの不快感、違和感が全くなかったのだ。

その時ふと思った。


あー、この人となら一緒に暮らせるのかもしれない。


次回は【久しぶり訪れた胸キュン】について書きたいと思います。

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