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読書三昧の日々

息子たちがまだ小さかった頃(と言っても小学校には通っていた)、よく図書館で本を借りて読んでいた。宮部みゆき、伊坂幸太郎、宇江佐真理、森見登美彦、小路幸也、坂木司、東川篤哉、有川浩、三浦しおんなど。
ひとりの作家さんやシリーズものを読破していくように読んでいた。数年かけてほぼ読み尽くし、新刊待ちになり読書熱が冷めた。
その後は海外ドラマや韓ドラをたくさん観た。

去年辺りからまた読書熱が蘇ってきた。本格的な老眼になる前にまた読みたくなった。
お馴染みの作家さんの新刊を読みつつ、新しい作家さんを探した。
やはり私は推理ものが好きだ。最近出会った川瀬七緒さんの作品はどれも素晴らしかった。
描写が細かくても端的で、シリーズ化してもキャラクターがブレなくて、専門的な知識が土台を支えていて、会話に無理がなく、説明くささがない。頭の中に映像が広がって、キャラクターが自由に動いていく。
トリックに凝っていたり、動機が過激な作品が多いけど、私が楽しみに感じるのは主人公がゴールに辿り着くまでの道のりだ。仲間や知識を総動員させて、鮮やかに事件を解決する物語だ。

最近は佐伯泰英さんの酔いどれ小藤次シリーズを読んでいる。佐伯泰英さんの作品は安心、安定の主人公最強、勧善懲悪、一件落着ものだ。私の好みのど真ん中にいる。
そんな中、また新しい作家さんを探している。
とりあえずシリーズものの一冊目だけ借りて読んでみた。島田荘司さんの御手洗潔シリーズ、中山七里さんの岬洋介シリーズ、柚月裕子さんの佐方貞人シリーズ、鳴神響一さんの真田夏希シリーズ。
私の好みに合ったのは真田夏希シリーズだ。たくさん出ているので楽しみが増えた。

佐伯泰英さんの作品は果てしなくあるので、それを読みながら、更にワクワクする作家さんに出会いたい。



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