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俳句 立冬


俳句を作りました。
今回は一句です。詩を添えました。

俳句
穂芒ほすすきや 青空に向け 手を広げ


すすきの穂が
揺れている

流れる風に

ゆらゆらと
ゆらゆらと

すすきの花穂が
風に招かれ

空に向かって
手を伸ばす

きらきらと
きらきらと

青い空が
愛しくて


時候は以下の通りです。
・立冬(りっとう)
 二十四節気の一つで、新暦
 十一月七日ごろにあたる。
 暦の上ではこの日から冬に
 入る。

季語は以下の通りです。
・芒(すすき)
 芒はイネ科の大型多年草で、
 日当たりの良い山野のいたる
 ところに自生する。(略)
 花穂が開くと真っ白な獣の尾
 を思わせるような形となり
 尾花と呼ばれる。

角川文庫 俳句歳時記 秋


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