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沈む夕べ

君が居ない いつも一緒にいた君が
日常の時 幾番の時間を過ごした君がそこにはいない
いってきますの掛け声も ただいまの掛け声も
今は玄関が静寂のまま
キッチンでの調理しながらの雑談
お風呂での子供との笑い声
ベッドであやす子守唄
毎日が幸せで 毎日が心地よかった

大雨からの強風に 君も家も子供たちも
どこか異国の地へ飛ばされてしまった
何故? どうして? 神様は酷いことをするんだろう
僕がなにか悪いことをしたというのか
おはよう いってらっしゃい おかえり ただいま おやすみ
笑顔が 笑い声が ここから消えた

どうか どうか小さな命が消えてしまわぬように
どうか どうか小さな幸せが人々に訪れますように
僕のところには 天からの使いが来て欲しい
君や 子供たちのところへ 僕を案内して欲しい
どうか どうか 僕のような道が一本だけでありますように

生きとし生きる人々に 時間の歩みと共に 四つ葉を捧げます

過去に制作した詩をここに移しています。全て移動が済みましたら、その後はゆっくり綴っていこうと思っています。 いいね、共感、シェア、好きになって頂けるだけで私は嬉しいです。