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独り

果てしない道乗りを歩いてくと その先に見えるのは真っ白な空間
何も見えない 歩き続ける人々も 歩き止まる人々も そこには居ない
ただただ 広い空間があるだけ

君の生きる路を僕も上書きしていく 君の記憶を辿っていきたいから
僕の何もない空っぽな記憶に 君の鮮やかな記憶を埋めていく
まるで僕の中で君が生まれ変わっているかのような
僕が君を蘇らせる

僕の心を満たす 僕の記憶を満たす 僕の全てを満たす
君が蘇る 心に 脳に 記憶に
まるで僕自身が新たに生まれ変わったかのような

満たされて満たしつくして 僕が気づく
目の前に居ない君 この世界に居ない君
僕は独りぼっちの世界にいるということを


過去に制作した詩をここに移しています。全て移動が済みましたら、その後はゆっくり綴っていこうと思っています。 いいね、共感、シェア、好きになって頂けるだけで私は嬉しいです。