過保護
どうしてあの子はああなんだろう
あなたは私の言う通りにしてくれたらいいのに
どうしてあの子は反発するんだろう
あなたは私の言う通りにしてくれたらいいのに
そうしたら失敗なんかせず 上手くいくはずなのに
いつも失敗ばかり あの子が不憫でならない
いつも泣いてばかり あの子が可哀そうで仕方がない
いつも怒ってばかり あの子はどこか病気なんだろうか
私はいつも あの子の幸せを願っているのに
私はいつも厳しく育てられた 母はいつも厳しかった
母のいうことは絶対だった 母の選択は間違ってなかった
私は失敗を恐れ いつも母に従った
母のいうことは絶対だったから
私はあの子が不憫で可哀そうで不幸に見える
あの子を幸せにしたい だから母に習ったように
私はあの子に教え続ける
私の言う通りにしたら 間違いないはずだから
私の不安は取り除かれるはずだから
過去に制作した詩をここに移しています。全て移動が済みましたら、その後はゆっくり綴っていこうと思っています。 いいね、共感、シェア、好きになって頂けるだけで私は嬉しいです。