森山直太朗素晴らしい世界ツアーを振り返った感想

素晴らしい世界ツアー千秋楽、追加公演参加を終え、今感じていることを書いていってみようとおもう。

ツアー初日去年の曼荼羅での配信をみたとき、この人引退していまうのかなと思うくらい、今の状態を弾き語りで表現しているように感じ、歌い続けていけるのだろうかと、期待より少々の不安をおぼえた。
ライブ自体が悪かったわけではない、
あのときの直太朗の精神性を自分なりに感じ取り、大丈夫かなと思ったのだ。

今ツアー、私は当初参加できる予定ではなかった。

それがありがたいことに、前篇中篇は配信を観ることができた。

中篇配信を観て、感じたことは、当初旧ツイッターにも書いたが、直太朗は表現、音楽、歌を通して、自分の生き方を伝える覚悟を持ち始めたのかなという、ある種今までの活動では考えられない革命的なことが起きていると思った。
それに我々ファンも、自分たちも地に足つけて歩んで行かなければなということだなとも感じた。
ツイートした当初、自分の書き方が悪かったのかもしれないが、様々なご意見を頂きました。
消すことはしたくなくて、そのままにしてあるツイートをツアーを終えて、振り返って読んでみました。
私の感覚で書いた言葉たち、今読んで頂いたら、きっとその意味が伝わるんじゃないかなと、希望のような光を感じた。
あのとき、直太朗がした覚悟をきっと今、いろんな人が感じているんじゃないかなと、少し希望を持っています。

その後の出来事として、ひとつ前の記事に書いた通り、目黒パーシモンホールでのことは、
今も変わらない感想です。

時は流れ、私自身の環境や状況が変わり、後半複数回の会場に参加することができた。

過去に書いた、亡くなった大切な彼らの仲間の生まれ故郷の公演にも参加でき、時を経て、心の中のずっとずっと深いところで、今もなお、彼は生きていると実感できる経験になった。
旅の道中を支えてくれた友、行った話をした際、一緒に涙を拭って下さったタップさん、
そして、御徒町、直太朗。その仲間たち。
みんなが今、当時をどう捉えているのか、少し分かった気がした。
関わる人全てへの感謝の旅となりました。

笑えない冗談以来に訪れた四国。
スタンディングの際、会場のすみっこでひとりぼっちで立って手拍子していた当時を思い出した。
あのときの光景から、景色は会場総立ちのアンコールがそこにあり、感慨深く、よくここまでやってきたなと、労いの言葉を贈りたくなった。
台風の影響で4泊5日となった旅を共にしてくれた友、会場で会った友、
一生忘れられない思い出となりました。

根室へ一緒してくれた友、あの道中の自然に触れたこと、忘れられないライブをみたこと、
ステージから降り、素の状態に近い直太朗がお渡し会にはいて、ひとことだけ声をかけた。
「まさに原点だった」と。
沢山のものを手放し、受け入れ、
今の直太朗がそこにいた。
それだけのことだが、あの日は心をうたれた。

菊川では、
直太朗自身が、どう生きてきたのか、どう生きていきたいのか、どう生きていくのか、
その覚悟が歌や語りから感じられた。
弾き語りとは、なんなんだ。
それに対する今の答えは、人生そのものであり、弾き語りとは、やはり宇宙であるということ。

そして、迎えた千秋楽、
数日前にポエトリーカラスというイベントで御徒町に3年半ぶりに再会し、
そこで感じた安堵。
未来に光を感じていた。
終わりの始まり。
どう生きてきたのか生きていくのか、
人間の森ツアー千秋楽での出来事(御徒町と別々の道へ進むきっかけとなった)。
歌われた人間の森。そして、君は五番目の季節。
伏線を回収するかのように、思い出を上書き、積み重ねてくれたように感じた。
過去は過去、遡って、戻っていったのではない。
新しい道を歩んでいる、その只中なのだ。

アンコール最悪な春。
御徒町凧の名前がコールされた瞬間、号泣していまい、涙で姿をきちんとみられなかった。

新しい道がまた始まった。
それが直太朗と御徒町二人一緒じゃなくてもいい。
この瞬間は、ガッチリと手を取り合えたのだから。

そして、迎えた追加公演。
お客さん含め、みんなの笑顔があり、
嬉しかった。
生放送されているので、収録に参加している感が出るかと思ったが、心から楽しめた公演だった。

このツアーを通し、
直太朗が自分の言葉で、自分の想い、感じていること、まさに生き様を表現するように、語りようになったことが、
本当に大きな出来事だった。
この先、また困難な道や混沌とした心の世界に行くことがあるかもしれないが、
どこかで、どこにいても、素直な自分として正直に生きていってほしい。
そして、そこに歌や表現があれば、ありがたい。

御徒町もまた、自分の日常に、詩があること。
自分らしさって何だって思うかもしれないけれど、
あなたの詩に日常は、色がついたり、モノクロになったりする。
そこでまさに、生きてるって実感できる。

二人の生きていく道、人生をこれからも応援していく決意は変わらない。

それに並び、自分の人生もまた、彼らと共にありながらも、
自分なりの世界をこれからも生きていく。

素晴らしい世界ツアーで出会った皆様、
今もなお、ずっとお友達でいてくれる皆様、
出逢ってくれて、ありがとうございます!

直太朗、径ちゃん、
あなた達の表現の先には、沢山の出会いが待っていたよ。
ずっとずっとありがとう。

皆様、これからもよろしくお願いします。

生きる!!

みんな来世でも逢えるよ。

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