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五月の苔を求めて

Zabadak の名曲「二月の丘」っぽいタイトルになりました。私は五月が好きです。単にGWがあるからというのが理由ではなくて、樹々の新葉が生えて、苔が美しく映えるのが被る時期だからです。とりわけ私は下の写真のような一面に広がる鮮やかな緑色の苔が好きです。

苔の生命力を感じるとともに、静寂の澄んだ空気に包まれているという非日常感がとても落ち着つかせてくれます。苔を撮ることを目的にして社寺仏閣に足を運ぶことがあるくらいです。主な撮影スポットは京都のお寺にある日本庭園でしょうか。

ちなみに、庭園として名高い足立美術館には行ったことはありますが、やかましい団体年配客のせいで私の望んでいた静寂はそこにはありませんでした。苔自体は確かにキレイでしたが、一部ガラス張りになっていて苔の色が微妙に違って見えたり、遠くから眺めるしかできなかったというのが個人的に本当に残念に思いました。

さて、お寺と言えば京都か奈良というイメージはありますけれど、日本庭園が設えられているお寺は圧倒的に京都の方が多いです。個人的に苔が美しいと思ったのは祇王寺と天龍寺、龍安寺、慈照寺(銀閣)などなど、この他にもたくさんあります。

苔と一緒に季節ごとの花を合わせるのも乙でしょう。4月の桜、5月の藤/ツツジ、6月の紫陽花などと上手く組み合わせれば、私のような素人でも「おっ」と思えるような写真が撮れてしまいますから、苔さまさまという感じです。

さて、今年はどこの苔を見に行こうか悩みますねぇ( ˘ω˘ )...

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