超常現象の再来

パルメイラスは惜しくもPK戦の末、ボカに敗れコパ・リベルタドーレス2023から去った。

ちなみに決勝はボカと、マルセロが復帰したフルミネンセだ。

コパ・リベルタドーレスでの優勝を目標の1つとして掲げていたエンドリック。

2024年夏に18歳になると、マドリーへやって来る予定のブラジルの超新星はスペースがあろうが、目の前にディフェンス陣が壁を築こうが少ないボールタッチで隙間を射抜き得点することが出来る技術を有しその様は、ロナウドの再来を感じる。

もちろんだが、元ブラジル代表の方だ。

しかも爆発的な加速力も秘めており、その瞬発力は正にケガをする前、どこぞのクラブの指揮官がボビーロブソン時代の『戦術』と呼ばれた超常現象を彷彿とさせるのだ。

挙げ句に反転からのフィニッシュワークも素早く得点へ繋げるのが巧みすぎる。

そして、おそらく2002年W杯得点王ですら持ち合わせていなかった能力も備えている。
それは、キック力である。
ブラジル国内、かつユース年代でのゴールもあるが、ほぼハーフウェーラインの位置からロングシュートを放ち決めるシーンもあった。

ちなみに枠内シュート率は70%程度、ボックス内で7割、ボックス外で3割との情報がある。

はっきり言ってエンバペに執着するより、エンドリックを信じた方が交渉などの時間的にも良い結果をもたらしてくれると思う。

期待を込めて9番をいきなり背負わせても良いと個人的には感じる。

すでにバーゲンと言われるベリンガムの後に続けるか楽しみである。

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