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The Forth Advancing System Ⅰ & Ⅱ(全10章)

第一部、きっかけ

今回は、進化論のお話です。突然、進化論と言われても興味がわかないと思うので、私、はるきーが進化論について興味を抱いた出来事についてまず話します。

私、はるきーは、人間こそがもっとも優れた生き物だと固く信じてきました。たぶん、誰もがそうだと思います。
自分も同じような人生を歩いてきたわけです。

しかし、私が大学生になったばかりの時、この頑固な私の前に驚くべき主張がふと手にした本から示されたのです。

その本によれば、人間こそがもっとも優れた種であるとするのは誤りだと言うのです。
もっとも、優れた生物は、人間ではなく、種の繁栄を目指す進化論では、昆虫だと言うのです。
なぜなら、もっとも繁殖に成功していて数が多いからだと言うのです。

そう言われてみて、唖然としました。
その時は、言い返せなかったからです。
せめて言い返せたのは、ウィルスの方が抜群に数が多いじゃないかということです。

人間こそがもっとも素晴らしいと信じる私の前に恐るべき難題が降りかかったのです。
私、はるきーは、それでも信じました、人間こそがもっとも優れた生物だと。それも頑(かたく)なに。

ここから、私、はるきーに対する好奇心と追及心が花開いたのです。

第二部、あらがい

頑固な私は、それでも人間こそがもっとも進化した種であると意固地になりました。
そのあらがいとして、私、はるきーは考えたのです。

ロケットを作ったり、トラクターや飛行機などの工作機械を作ったり、多様に自由にものを作り、寒いところに行けば暖房をつけ、暑いところに行けばクーラーをつける。
多様性と自由において、人間に勝るものはないと考えました。

ずいぶん先の結果に対して少しネタバレになってしまいますが、大学生、当時、科学一辺倒だった私は絵を描いたり、歌を歌ったり、踊りを踊ったりといったアートのことに関しては考えていませんでした。
いずれにせよ、人間こそがもっとも進化した種であるとする私の頑固な私たちの思いには、希望が差しこめてきたのです。

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