愚妹、襲来。

8月21日
朝、絶妙に寝坊してしまった。

別に、今から準備しても目的の電車には乗れる。しかし、そのためには時間が少し足りない。
最近まともに出勤していなかったので、遅刻は避けたいところだ。でも夕方からライブスタッフだし、メイク等の身支度はちゃんとせねば。
仕方がないので、食事の時間を短縮することにして、冷蔵庫に常備しているKAGOMEのグリーンスムージーを飲んだ。私が絶世の美女だったら意識が高い朝食に見えるんだろうな。しかし、私の胃袋は育ち盛りの中学生くらいのキャパなので、普通にお腹が空いてしまった。

昼過ぎまで働いた後、中野の劇場へ。
今日から4日間連続で系統の違うライブ・イベントスタッフをするので、気を引き締めて頑張らねば。
ひとまず今日は慣れているお笑いライブの照明スタッフで良かった。ミスなく終えて快調なスタートだ。

……そんな良い気分で1日が終われば良いのだが、今日明日と妹が私の家に泊まりに来る。
何でも、両親が旅行に行って誰もいなくなる実家にひとりでいたくないらしい。私だって招き入れたくないのに、勝手なやつである。
姉妹仲が悪い、ということはないのだ。妹は何かと構ってくるし、私の無茶もだいたい聞く(今日も家に来るときにアイスを買ってくるよう命令したらすんなり呑んだ)。仲が悪いのではなく、私が彼女に苦手意識を持っているのである。
私と違い、『私可愛いでしょう?』と言わんばかりのキャピキャピ感。2親等とは思えないその性格の違いがキツいのだ。こいつと価値観は一生分かり合える気がしない。
かといって、さすがにほっておくほど鬼畜ではないので、宿泊を渋々了承したのだ。まぁ私の家、布団が1枚しかないからフローリングに寝てもらうことになるけど。

1日働いて妹の世話までしてえらい!

やれやれ。

物書き志願者です! 貴方のサポートが自信と希望につながります!