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「墜落」?「不時着水」?

 屋久島沖での米軍オスプレイの事故。当日夜の防衛省の「説明」で「アメリカは不時着水」としていたのに大変な違和感があったが、きょうの朝日新聞社会面(東京14版)が同趣旨の記事を掲載していた(その記事がネットでは見つけられなかったのでリンクは貼っていない)。
 
 「米軍が『不時着水』としているから、そう発表する」ようでは、主体的国家ではなく、“アメリカの属国”であると言われてしまっても仕方がないことになる。

 開発当初は墜落事案が多発したことから「未亡人生産機」とまで揶揄されたオスプレイだが、近年は「通常の軍用機よりも事故率は低い」となっていたという。
 
 かつて米軍機が小学校に墜落して子どもたちが犠牲になった沖縄の事件は忘れてはいけない悲劇だ。かといって「堕ちた、堕ちた」と騒ぎ立てることだけにやっきになっていないだろうか。
(23/12/1)

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