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世田谷の自宅売却<3>

いまの自宅はどうやって建てた?と思うでしょ?
父親の土地に建てた時にもやはり同じ問題があったのですよ。
当時、Yさんのご主人にお願いして、その部分の土地を貸していただいたのです。
そして、建て上がったあと、借地部分をもとのように返したというわけです。

交渉

2021年5月21日
接道問題を何とかするために、私道に接しているYさん宅へ、Xさんと一緒にお願いに行きました。
Xさんは、売っていただきたい理由や、その金額、図面などを一つにまとめた資料を用意してくれてます。

Yさんは90歳近いおばあちゃんで、もうすでに大きなお孫さんと住んでいます。
ご主人は亡くなっており、土地の所有者は、このおばあちゃんと、長男、次男の3名です。

おばあちゃん一人に理由を説明しました。
なかなか理解してもらえませんが、「長男が地方にいて、彼がこういった件の決定権を持っているので、話をする」とのこと。
こちらは、おばあちゃんがうまく長男に説明できるとは思えなかったので、長男に同じ資料を郵送し、連絡をとってみることにして、その許可をおばあちゃんにもらいました。

私の家の土地の価格は、なんの問題がなければ、1億円の評価です。
問題があれば、その価値は3割〜5割減となってしまいます。
なんとかしたい・・

交渉結果

2021年5月23日
Xさんが長男さんに郵送で送った資料に関して、長男からきっぱりと「取引しないことに決めました」とメールにてXさんへ返事が来ました。

ガーン!!

ということで、この土地は問題ありの物件が確定?
他に方法はないものか・・?

推測

もしかしたら、不動産屋のXさんが送った資料とは別に、おばあちゃんが、ちゃんと伝えてないか、曲がって伝わったかじゃないのかなぁ?
疑念が次から次へと湧いてきます。
すべて想像によるものなので、なんの意味もないのだけれど。

残る手段はもうひとりの権利所有者、次男に話をしてみようか?
Xさんは腰が軽いというか、それくらいじゃないと不動産の営業は務まらないのか、「彼は都内なのですぐに会いに行ってみますよ」と。

次の週、Xさんからの報告。
「奥様とは会えたのですが、ご主人と相談して返事します。主人は留守がちなので時間かかるかも、とのことです」
もしかしたら、大丈夫かな?奥さん現金入るの喜んで、ご主人に説得するかな?
またまた想像が膨らみます。

2週間ほど後、Xさんから「返事がまだ来ない」と。
Xさん、もう一度行ってみるという。
そしてまた1週間。
「ベルを鳴らしたのですが出てこられないので、2時間ほど待ってまたベル鳴らしましたが、居留守なのか、居ないのかわかりませんがだめでした」
今回ダメなら諦めようと決めていたので、次男作戦は終了!

新展開

Xさんと打ち合わせして、ふと思った。
私道部分を共有しているお隣さんも同じ問題があるのでは?
もしそうなら、私道部分を(現在の宅地という地目から)共有の通路という地目に変えれば、お互いにいいのでは?

おお、そういう手があったのか!!
それではお隣さんに聞いてみよう?そうしよう!!

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数日後、お隣さんとうまい具合に出会ったので状況と、私道部分についてのお話をしてみました。

つづく

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