【転職活動】「自称マーケター」のゆくえ
ある2人のマーケターがいました。
即戦力のマーケターを採用したい場合、皆さんはどちらを採用したいと思いますか?
どちらかというと、Bさんを採用したいですよね。
Bさんの良いところは、いろんなマーケティング施策を積極的に実践しているところです。
Bさんのように実践すれば、それが自分のスキルとなり、将来的にはマーケティングの「専門家」となることもできます。
一方、Aさんはコンサルティングが主な仕事ということで、現場でマーケティングの仕事をしていません。
マーケティングに関する知識やノウハウはあるが「実践経験がゼロ」ということが厳しいところです。悲しいお知らせですが「専門性ゼロ」と言っても過言ではありません。
ぶっちゃけると、Aさんのような人って割と多くてですね…。その会社では生きていけても、いざ転職した時に、自分の専門性や実務経験がなくて内定が出ない…ということがあります。
特に、自分は顧客の声を聞きつつ、それを自社のマーケター担当に指示をする「ディレクション業務」がメインだった方に多いイメージです。※もちろん、全ての方が当てはまるというわけではありません。
たとえ、Aさんのような人が晴れてマーケターとして採用されたとしても、実務経験が少ないのでかなり苦戦するかと…。
おそらく、チームメンバーからは
など、不満に思うだけです。
今の時代も専門性はとても大切で、その専門性を活かして会社の売上アップにつなげられる人材が求められています。
じゃあ、その専門性をどうやって高めるかというと、結論、「実践しましょう」です。
例えば、マーケティングを例に挙げると、
営業を例に挙げると、
など、いろんな仕事をすることで、実務経験を得て、スキルが高まります。
スキルを高めつつ、成果も出れば、それが実績となり、社内での評価が高まり、収入もアップ。市場価値も上がります。
未経験の人にとっては少しハードルが高いかもしれませんが、自分の将来のことを考えれば、今のうちから専門性を高めることは、将来への投資です。
その経験が、10年後、20年後に生きてきます。専門性を高めつつ、さらに市場価値も高め、人生をよくしていきましょう。