今日は昼ごはんを食べたあと眠くなってしまい昼寝をした。
そこで私は夢を見た。
ふわふわのスフレチーズケーキを頬張る夢だ。
だがこのことは別に誰にも言わなかった。
昼寝から目覚めるとパートナーはここより少し都会の耳鼻科に出かけていた。
私は昨日の買い忘れを補充すべく、スーパーへ向かった。
なにか旬のものを使って夕飯を作りたかったので、使い方も分からないまま「菜の花」を買った。(そもそも旬なのかさえ知らない)
帰宅してもパートナーはまだ帰っていなかった為、私はお弁当のおかずと夕飯の支度をすることにした。
夕飯のメニューはレシピサイトに載っていた「菜の花と厚揚げの炒め物」だ。
サイトには菜の花の使い方も載っていたので、問題なく調理は進んだ。
そろそろ出来上がるかというところでパートナーが帰ってきた。
おじさんと一緒に。
私は一瞬驚いたが、そういえば以前パートナーにおじさんの話を零したことがあったことを思い出した。
そう、おじさんとはふわふわの黄色いケーキに焼印されたおじさんのことである。
パートナーはにやりと笑って「食べたかったでしょ？」と言った。
ダイエットの話は一体どこに行ったのだろう。
だが、買ってしまったものはしかたない。
夕飯の後、紅茶を淹れて包丁でおじさんを八つ裂きにする。
うん、やっぱり美味しい。
さすが、常に長蛇の列ができている有名店だけある。
なんだか物騒な文字列になってしまったが、要はチーズケーキが美味しかったという話だ。
残りは明日にでもまた食べようと思う。