たまに思い出すのですが、以前、一人暮らしをしていた家で、マリオカート（スマホアプリの）を一人でやりながら、「つまんないなぁ！」と身体に電気が走ったことがありました。

マリオカートのアプリが開始した直後でした。それっていつだろうとWikipediaで調べたら、2019年9月だった。

その日、私は家で週末を過ごしていました。そうじをして、ご飯をつくって、あとはゆっくり過ごしていて。そういう週末が好きでした。平日に職場で戦った疲れを、土日に解消する…という流れで日々を過ごしていました。

始めたばかりのマリオカートが面白くて（今でもコツコツレベルアップしている）、夜には友人と飲みに行く約束もあって。その日も、いつも通り楽しく過ぎていくはずだったのです。

でもその日、なぜか突然「今、この時間、つまんないなぁ！」と思ったのでした。

決してマリオカートがつまらないわけではなくて。自分の人生がつまらないと思ったのです。

その時にベッドに寝転がって見上げた天井とか、ベランダでゆれている洗濯物とか、ありありと思い出せるのです。

「何か、エネルギーを投入できることをしたいなぁ」と思ったのでした。熱くなれる何かを、私はやっていないんだ。仕事の他に、もう一つ、自分にとって大事なものをつくりたいなぁ。つまんないつまんない。

そこで記憶は途切れて、その後は印象的な「つまんないなぁ！」はありません。

その後大学院に行ったりとか、権利擁護団体の立ち上げがあったりとかして、どちらかというと忙しくなりすぎてしまったわけですが、それはきっと「つまんないなぁ！」からつながっているのだと感じます。

「つまんないなぁ！」をサインに、私はきっと何かを始めたのでした。（その詳細がいまいち思い出せず、話せる内容が少ないのですが笑）

「だからあなたも、人生がつまらないなら何か始めなさい」という話ではないのです。つまらないと感じるって、人生が少し違う方向に動く前の、なんかサインみたいなものなのかなと考えています。

だからほっといても、きっと何かしらが起きる。

人生がつまんないなぁと感じる誰かへ。現在楽しいけど、もはや部屋をきれいにする時間がなく、ごちゃごちゃの中で生活している私より。（note書いていないで、後ろにころがっている洗濯物をたためばいいのに…）

おまけ）その後Twitterを始めるのは1年くらい先の話

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2024年のテーマは、やめるまで楽しむこと。手放すことを恐れず、その瞬間までを楽しめばいい。そんなハマダのこだわり記事はこちらに収めます。

ハマダユイ
ソーシャルワーカー12年目。大学教員をやりながら、相談室バオバブで個別相談を受けている。精神疾患にまつわる悩み事、家族のこと、人間関係のこと、仕事のこと…。いろんな人と一緒に作戦会議を開く毎日。

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