浜田英揮|immedio

株式会社immedio代表。新卒の三井物産ではIT分野の新規事業を担当。bitFlye…

浜田英揮|immedio

株式会社immedio代表。新卒の三井物産ではIT分野の新規事業を担当。bitFlyerではUS拠点長。2019年にSansanに参画し、Bill One PMM・インサイドセールス副部長。2022年にimmedioを創業。ICC京都2023 SaaS Catapult2位入賞。

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immedioがKIQS・1円ストックオプションを出す理由

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        私が経営するimmedioは、マーケティングで獲得したリードを効率よく商談化するサービスを提供しているのですが、知人やVCには「なんでSales Techで起業したの?」と聞かれることがあります。Sales Techはどんどん新しいサービスが出てくる領域である一方、事業領域として魅力的でないという見方もあるようです。 Horizontalで、CRMや企業データと言った大きなテーマは出尽くしている 新しい領域が出てきても、既存事業者が進出して早くRed Ocean化しがち

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          株式会社immedio代表の浜田と申します。2022年4月に起業して、約2年が経ちました。起業は今回が初めてなのですが、実はこれが3回目に取り組む0→1の事業です。新卒で三井物産という大企業に入った私が、なぜ0→1を繰り返すキャリアを歩んでいるのか。前の2回も決して大成功とは言えなかった中で、次はよりによって起業しているのはなぜなのか、自分なりに考えてみました。 私の0→1遍歴Clear Channel Japan(2006年から2009年) アメリカの屋外広告メディア事

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