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【カフェ開業】3月12日「過去の自分との対話をする」

実家で自分の部屋を掃除していたら、懐かしいノートが二冊出てきた。
一冊は大学時代のもの。
もう一冊は就職して一年目のころのもの。
そこには、どちらにも自分の将来の夢が書かれていた。

まず、一冊目のノート。

「ゆくゆくは起業したい」
「自由に働きたい」

と書いていた。

そして、その横には、アナウンサーの試験を受ける、と書いている。

将来の夢を達成する手段に、なぜアナウンサーを選んだのか、その時の気持ちはうろ覚えだが、
(当時の自分に聞きたい)
アナウンサーを目指した時期があったのは確かだった。

母がアナウンサー業をしていたのを幼少期から見ていた私は、
その姿がとてもキラキラしていて、
潜在的にアナウンサーに憧れを持ちつづけていたのだと思う。

そして、そのアナウンサーになるためには、
「ニュース・新聞の知識」
「見た目」「体脂肪を減らそう!」
と書いている。
赤裸々な悩みすぎて面白い。。。

私には、かなり「脳内お花畑」な部分があるので、
色々ツッコミどころは半端ない「夢ノート」ではあるが、
自分が将来どうなりたいか、から逆算して今やるべきことを考えていた姿には、
過去の自分に感謝を送りたい。


そして、次に就職後、コンサルティング会社に入社した時に使っていたノートが出てきた。

「デザイン関係の仕事につく」

と書いている。
「不労所得を得ながらデザインの仕事をする」
というものだ。

これも夢を実現するための、「アナウンサーになる」という目標と同じ手段の一種である。
自由に働く、場所と時間に縛られず働けて、自分が好きなこと、
それはデザイン関係の仕事だ!と考えたのだと思う。

ここにも夢から逆算して、
不労所得を得るためには、
デザインの仕事をするためには、
と、今自分がやるべきことは何か、を書き出している。


二冊のノートを見返して思ったこと、
そこには一貫して、
「自由に働きたい」
という夢があった。

そして、
その目標=ゴールに見えるものすらも、
あくまで手段に過ぎなかったことに気づく。

自由に働くことは手段であって、
私の人生のゴールではない。

私の人生のゴール、すなわち死ぬときにどんな人生でありたいか、
それは私の周りにいてくれる人たちに、たくさんの幸せを与え続ける、
そして、人に与えることを1番の喜びと感じられる人になる、
そんな終わり方をしたい。

だから、身近な周りの人に、「まやがいてくれて、本当に幸せな気分になったよ〜」
と言われるなら1つ目の夢は達成。なのでどんな仕事でもいいのだが、
2個目の「人に与えることを1番の喜びと感じられる人になる」には、
自分に余裕がないと実現できない。

私なりの「余裕」の解釈は、経済的な自由と精神的な安定である。

しっかりと稼ぐこと。
そして、心に余裕を持ち、常に(できるだけ)楽しい気分で毎日を過ごすこと。

それが、「自由に働く」の定義である。

今、カフェを開業して日々奮闘していることは、
人生のゴールを達成するための
自由に働く、という手段を選択していることになる。


カフェ開業の五カ年計画を立てたりとか、
今後の展望について語ったりもしているが、
全て、人生のゴールのための手段に過ぎない。

だから、もしかしたらカフェからお花屋さんに転職したくなるかもしれないし、
デザイナーを目指したくなるかもしれない。

どんな気持ちになったとしても、
ゴールだけはぶれず、
ゴールから逆算をして今自分がやるべきことを選択できる人間でありたいと思う。





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