【カフェ開業】4月4日「日常だけど、非日常」
日常だけど、非日常。
そんなカフェを作りたい、と、私は開業を決めた時のnoteに綴っていた。
我ながら、とてもしっくりくるコンセプトである。
ガッツリ非日常を求めて気分転換するならば、旅行に行ったり、いつもとは違う場所で美味しいものを食べたりするのが1番かもしれない。
私のカフェは閑静な住宅街にあり、
きてくださるお客様にとっては日常の光景にあるカフェだと思う。
(まずはみなさんの日常にちゃんとなれているか、ということが課題ではあるが(´ω`))
その日常の風景の中で、
ちょっとだけ気分転換をして、非日常を味わって欲しい。
そんな思いがある。
だから、カフェにはいろんな気分転換の仕掛けを置いておきたい。
最近始めたのは、「本屋」だ。
あえて雑多に本を置くことで、
いつもは手に取らない本のタイトルが目に入ったりする。
ちょっと読んでみようかな、なんて気分になる。
あとは、さまざまなクリエイターさんたちのグッズを至る所に陳列し、販売している。アクセサリーや絵本、マスコットなど。
人の「可愛いな」という感情は、とても癒し効果があると思う。
そもそもカフェで提供しているバインミーは、ベトナム発祥のサンドイッチだ。
異国の料理を食べている、という感覚も、ちょっと非日常を感じる扉を開くかもしれない。
そして、私を含めたカフェスタッフと、お客様との距離が近いのも、当店の特徴だと思う。
わずか11席しかない店内は、自然と自宅にいるような気分になってもらえる。
話は逸れるが、
嬉しい口コミを頂いた。
それは、「このカフェにくると、帰省したみたいな安心感がある」という感想だ、
嬉しかった。
お客様を家族のように迎え入れたい、いつもそんなことを思って接客している。
そして、その家族の理想像は、私の母である。
寛容でとても心が広い。話は親身に聞いてくれるけれど、絶対に干渉はしない。
私はお客様とおしゃべりする時間が大好きなのだ。
人と話すことは、自分が知らない世界を教えてもらえる。
自分の人生は一回しか生きられないけれど、
おしゃべりすることで、相手の人生の一端を一緒に生きているような感覚になれる。
嬉しいこと、悲しいこと、最近あったこと、
いろんな話を、どこまでも寛く包容し、共感できる人間でありたい。
ちょっと疲れたな、
そんな気分になったら、ぜひLapinにきて欲しい。
日常の延長線上の非日常を感じて、
また笑顔で日常に戻れるお手伝いをさせてください。
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