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【カフェ開業】3月11日「カフェで『本屋』を始めました」

カフェのカウンター棚の一角を、
古本市場として本を設置するコーナーにしました。
「みんなの本棚」です。

ここに設置する本は、
Lapinに来てくださるお客様が持ってきてくださったもの。
店主が調達したものではありません。

とはいえ、無料で本をいただくのは違うなあ、、と思い、
「本5冊でバインミー1本と交換」
というキャンペーンを始めたところ、
一週間で80冊集まりました。

すごい!!!!!!

本を持ってきてくださったお客様は、
「なかなか手放せなかった本を、知らない誰かに売るよりもLapinに置きたい」
「バインミー気になってたから、すごくいい機会になった!」

と、嬉しい感想をいただきました。
ありがたい限りです。

カフェに本棚を作ろうとした理由は二つあります。

一つは、お客様に「思いがけない一冊」に出会ってほしい、ということです。

今の世の中、受動的な状況下で何かを選択する、ということが少なくなってきた気がします。
スマホだって、自分が好きなアプリを開いて情報を得る。
Youtubeも、見たい動画を選択する。そうすると関連して「あなたにおすすめ」の動画が出てくる。

そんな毎日を送っていると、自分が好む似たようなものたちで周りの世界が形成されていく気がします。
そうなると、新しい世界に出会う機会が少なくなってしまう気がして、
思いがけず何かに出会い、刺激を得て、新しい自分を見つける、
という体験ができなくなるのでは?と危惧しているのです。私自身も。

だから、
カフェの椅子に腰掛けて、
コーヒーを飲もうかな〜なんて考えた時に、パッと本が目に入って、
これ読んでみよう、
なんて手に取ってもらえるきっかけ作りができたら非常に嬉しい、と思い、
この企画を思いつきました。

そのため、「みんなの本棚」には多様なジャンルの本が並んでいます。
お料理本もあれば漫画もあります。啓発本もあれば小説もあります。
パッと手に取って、その人の非日常に繋がればいいな、とそんな思いでおります。

二つ目の理由は、「大切なものが、誰かの大切なものになる」という経験ができる場を身近なところに作りたかったからです。

売っちゃえばいいのに、なかなか手放せない本ってありませんか?
「もう読まないし、売ればいいんだけど、売るのはちょっと違うんだよなあ」
みたいな。
でも、友達に「ほしい!」と言われたら、譲っちゃうよーみたいな。


そんな「大切な本」がまた新しい誰かの「大切」につながったら、
とっても素敵な世界だと思うのです。

そんな、ちょっとした幸福を、
あげる側にももらう側にも味わってほしい、
そんな思いでおります。


さて、本5冊でバインミーと交換キャンペーンは、3月末までの開催となります。
ジャンルは問いませんが、大きさの関係上雑誌はご遠慮頂いております。


本の持ち込みはいつでもOK!!!
皆様のご来店を心よりお待ちしております。


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