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仕事を減らして街づくりに本気で取り組んだら、どのような変化が起こるのか?

◆実験の目的と背景

僕がかねてよりやってみたかったこと、それは「子どもたちの可能性を広げるような場所を地元掛川に作りたい」ということです。

街の玄関口やハブとなるような場所、面白い大人たちが自然と集まるような場所、そんな場所があったらいいですよね。

3年前に初めてLivingAnywhere Commonsを利用してから、ぼんやりと「いずれこんな拠点を掛川に作ろう」と考えていたところ、ひょんなことから話が進み、実際に拠点づくりに使えそうな場所を貸してもらえることになりました。

↓きっかけとなった飲み会

とはいえ、本気でやろうとすれば相応のリソースが必要になります。
箱モノは維持コストがかかるし、責任の度合いも桁違いに上がる。正直すごく怖い。

廃旅館の2F部分を新拠点として活用する

悩んだものの、やっぱり「それでもやってみたい」という思いが勝り、プロジェクトは動き出しました。

どんどこ進めていきたい気持ちとは裏腹に、なかなかうまく進みません。
自身が抱えている仕事に追われ、プロジェクト関係者とのコンセンサスをうまく形成できず、結果大きな進展が無いまま半年以上が経過してしまいました。

「このままではプロジェクト自体が頓挫するかも…」

そんな焦りの中で、今回の研究員企画に参加することを決めました。

街づくりは時間もお金もかかります。
がんばって場所を作っても、そこからすぐに収入が発生することもありません。でも、本気でやったら何かこれまでにない変化が生まれるのでは、そんな期待を持っています。

◆実験の測定方法

「本気で取り組む」について、具体的なアクションとして以下3つを実施します。

①仕事は基本的に新規案件を受けない
プロジェクトの優先順位を上げるため、基本的に新規の案件は受けず、空いたリソースはすべて本プロジェクトへ回すこととします。
②他者を巻き込む
プロジェクトに協力してくれるメンバーに声をかけ、チームを作ります。
③週ごとに目標を立ててプロジェクトを管理

プロジェクトにおいては毎週の行動目標を立て、それに従うことで進行を早めます。

■3つのカテゴリで変化を記録
上記のアクションを踏まえてプロジェクトを進めることで、
・生活
・仕事
・人とのつながり

の3つのカテゴリについてどんな変化が起きるのか、定期的にモニタリングを行います。

◆スケジュール・進め方

5月:プロジェクトメンバーへの声かけ(実施済)

プロジェクトメンバーで事前打ち合わせを実施

6月:毎週定例を開催し、週ごとの進捗管理を行う
7月:新拠点のコアバリュー策定
8月:内装工事スタート
9月:内装工事&拠点イベント実施
10月:キックオフイベント
11月:内装工事&一部拠点活用スタート
12月:新拠点オープン

まだ先行き不明の部分も多いのですが、本気で街づくりに取り組んでみたいと思います。そして、それによって自身や自身を取り巻く環境にどんな変化が起きるのか、それもとても楽しみです!


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