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小説ってどうやって書くの?【0から始める小説の書き方②800~1200文字で物語を書いてみよう】

WEBで恋愛小説を書いている浜野ノアです。
前回の
「小説ってどうやって書くの?【0から始める小説の書き方①文章のリズムを身に着けたい】」
へ反応ありがとうございます。
スキをもらえると本当に励みになりますので、第2回目もどうぞよろしくお願いいたします。
(前回の記事↓)

書く筋トレは続いていますか?

前回、まだ書く勇気や書き始めることができない方へ「写経」をオススメしました。
写経だけでなく、noteやブログ、Twitterでも構いません。
誰かに読まれるかもしれない文章を毎日書くことも効果があると思います。

小説を書くならば長丁場になるので、書くことに対して慣れることが必要となってきます。
どれくらいの文字数を書くかを今の段階では決めなくても大丈夫ですが、出版社やWEB小説サイトでの公募へ挑戦する場合は、既定の文字数があるので、その文字数以上の分量を書けるくらいの持久力をつけなければなりません。
いまのうちに5分でも10分でも一文字でもよいので、書く時間を確保して書く習慣つけちゃいましょう。

800~1200文字で物語を書いてみよう

では今回の本題に入ります。
私は小説を書く前に、中心となるシーンもしくは冒頭のシーンについて1200文字程度の小説を書いてからプロット(小説を書き進めるための地図みたいなもの=構成)を作り始めます。

なぜそのようなことをするのかというと……
・小説全体の雰囲気を設定したいから。
・一人称か三人称か。
・僕なのか私なのか、アタシなのか俺なのか。を決めたいから
・キャラクターを動かすと物語が進みだすから。
という理由があります。

実際どんなふうに書くのか例にあげてみます。
昔は800字小説をたくさん書いていましたが、最近はだいたい2000字前後になることが多く「中央ライナーにはもう乗れない」という小説を書いたときに、このシーンをいちばん最初に作り上げました。

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最後まで記事を読んでくださってありがとうございます。 読んでくださった方の心に少しでも響いていたら幸いです。