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アッパーで「ひみスタツアー」

約一年ぶりにスピッツのライブへ行けた。
会場は横浜みなとみらいのKアリーナという今秋、新しくできたアリーナだ。
音が良いと評判だったので、ワクワクしながら入場。
スピッツのライブでは席が当日までわからないので入場後、ベルゲン会員の私はスッと会員証を提示。秒で発券される。

さてさてお席は、と。
れ、Level7。めっちゃ強いやん。
いやいや天井スタンドだわ。

ややしょげたものの、前回アリーナ席だったから致し方ないと気を取り直した。
それにコンサートというものは天井の人が見て満足できるステージにするのが鉄則。音楽の専門学校で習ったぞ。

早い段階で入場したから、レベル7に向かう人が少なく焦る。
なんと階段で登らんとならん!
アニメイトみたいだな!
推しに会うには山を登らなあかん構造、やめてくれ(笑)
途中で、どこぞやのおじさまと山登りが一緒になり、雑談。
しかしお互い年齢が高めなのでレベル7にたどりつくころには息切れしていた。

名称が、アッパースタンドって。
アリーナだから格闘技風なのか?

ただアッパースタンドでもステージの見え方はとても良かった。
マサムネさんは小人だったけれど、モニターが様々な対比の画角で設置されていたので見やすかったな。

天井でしか味わえない見え方のひとつが照明演出で、開演前まで、やたらスモークすごいと思ったけどそれを使ってステージ全体を彩っているのが分かり、圧巻だった。

そして楽しみにしていた音質。
いままで見てきた会場でいちばん良かった。
特に高音域が綺麗に響くというか。
そういう会場の特性を活かしたかどうかはわからないけれど、セットリストもマサムネhigh Voiceが多かった気もする。

ここからは個人の感想。(今までもだが)

一曲目から泣いてしまった。
マサムネさんのlow voiceで響くビブラートを聴いた瞬間、また会えて良かった、無事に今日まで生きて来れて良かったとなと思い、涙が溢れた。
次にお馴染みのチェリーを歌われたとき。
もう、理由もないのに号泣。
n百回も聴いてるのに。やたら歌詞が意識に飛び込んできて、苦しかった。
何曲か泣かせるシーンあったな。
周りも泣いてたし。男子も泣いてた。
なぜか脳内で「想くん聴こえる?」とドラマsilentの目黒蓮くんに話しかけてた。

スピッツのライブのすごいところが、途中泣かせるんだけど最後には多幸感で包みこむという手法。
これは私調べだが、マサムネさんのhighロングトーン voiceは528Hzが含まれてて、みんな回復スキルで生き返るんだと思っている。
しかも今回の会場がそれを活かせる場所ということで感情の振り幅が大きくなったのかも。
(すべて個人の感想です)

マサムネさんはアンコールを歌い切ると「生まれてきてくれて、ありがとう」と私たちに言った。

そんなラストMCでライブは終焉。
いやいや、こちらこそだよ。
スピッツに出会えたのは、同じ刻を生きていたから。
また、会えたなら幸せです。
ありがとうございます。

アッパーなレベル7でも、あの voiceを受け取れたことは本当に最高でした。
Kアリーナ、山登りあるけど頑張って登ったさきに待っていたのは幸せだったよ。
おじさまもそう思っていたらいいな。

アッパーな私たちを気遣う演出をするマサムネさん、愛しいです。最上段のあなたに届けますと言ったり。

見えましたか? 双眼鏡で、アッパーなレベル7の私たちが。

あとこれは円盤待ちなのだが、「お腹すいちゃった」と突然言い出したのが可愛すぎて、なんか槙尾(前回の記事参照)思い出しちゃった。

あー、また来年まで頑張って生きよう。
雑文失礼しました。(帰りの電車で勢いのまま書いたライブnoteです)

おわり

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