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Google先生は媚びる生徒を見破れる?【目からウロコのSEO対策真常識 読書メモ】

毎日、朝・昼・晩と10分読書をしている。
朝と昼は電子書籍。
夜は文庫本。
それぞれ読む本が違っている。
いま3冊掛け持ちで読んでいるなかで、メモを取らずにはいられない本があるので冷めないうちにnoteへ残しておこうと思う。

目からウロコのSEO対策「真」常識

Twitterのタイムラインにちょろちょろ流れてきていた書籍。
U-NEXTのポイントで購入した。
「あぁ、SEOか」という声が聞こえてきそうだ。
WEBライターやブロガーの方々には見飽きた文字だろう。

注:SEO(えすいーおー)とは、Seach Engine Optimizationを略したこと。
検索エンジンの検索結果に上位で登場させること。

WEBライターのTwitterでの呟きを眺めていると

「やりました! 〇〇のキーワード(ジャンル)で執筆した記事が検索1位になりました!」

みたいな呟きがよく流れているのを目にする。
まさにそれが「SEO対策」をした記事を書いたライターさんということである。

クラウドサービスのライター募集でも「SEO対策ができる」という条件が盛り込まれているので、WEBライターになりたての方々が避けて通れない「言葉」のひとつだろう。

シナリオライターの仕事でもSEO対策はあったし、ブログを立ち上げるとなったら絶対必修となる。
もちろんnoteでもたくさんの人に届けたいと思うのならば勉強しておいて損のない「言葉」だ。

この本はまだ読み途中なのだけれど、作者から「SEO対策」の押しつけ感が全くない上に、タイトルどおりの目からウロコの内容が書かれていて学びが多い。
その中で絶対に忘れたくない言葉をnoteに残しておきたい。

Googleがやりたいこと
Googleは【ユーザーの検索意図を汲み取り、心の奥底に隠れた潜在ニーズを満たせる回答を用意すること】を求めています。
つまり、ユーザーニーズをいち早く満たせるページを検索結果として表示させたいのです。
目からウロコのSEO対策「真」常識(柏崎剛/幻冬舎ルネッサンス新社)

(いま気づいたのですが紙の本は自費出版の会社ですね!幻冬舎だと思ってた)

Google先生の求めていることはものすごく人間らしくて驚いた。
いわゆるカスタマーファーストというか。

心の奥底に隠れた潜在ニーズを満たしたい。

Google先生は心優しき繊細な方。
Google先生を頼って質問を投げかける生徒ひとりひとりの心の奥底までも読み取ろうと接してくれるというのだから人間は頭が上がらない。

その要求を叶えることができるのが、WEBライターだったり各方面のクリエイターたちというわけだ。
WEBライターだったら、心優しき繊細なGoogle先生の要求に答えられるように質問を投げかけてくる生徒たちのひとりひとりの心を想像して「キーワード選定」をすることが大切になる。

Google先生に気に入られたいだけの媚びる生徒が指定した「キーワード」はそのうちにきっとGoogle先生から見放されるかもしれない。

難しそうだったSEO対策も、Google先生が求めていることをしっかり心に刻めばきっとできるようになるはず……?
(また本を読み進めたらまとめよう!)

HSP※1はWEBライターに向いているとよく聞くけれど、SEO対策に求められている心の奥底に隠れた潜在ニーズを満たしたいというフレーズに「わかるわぁ」となるのではないだろうか。
深く考え、共感力が高い。
無意識のうちにたったひとりの読者の心の奥底を覗くように想像し、共感して考えながら書くだろうから。

※1:HSP(Highly Sensitive Person)は、生まれつき非常に感受性が強く敏感な気質の人

今夜もたくさんの生徒たちがGoogle先生に悩める答えを求めて、スマホやパソコンの前で言葉を待っている。
Google先生の助手になる。
それがSEO対策の第一歩かもしれない。


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