言わなくてもいいこと、言わない方がいいこと

何でも本当のことは正直に話した方がいい。

でも、一つ条件がある。

自分自身の不安解消・軽減のためなのか?他人のためなのか?を考えた時、後者が先で、それでも結局自分自身のためでもある、という場合。

自他どっちか一方にしか役に立たない場合、特に自分のためが先に立つような場合は言わなくていいし、言わない方がいい。

例えば陰謀論。

これって本当は紹介したりしている人自身が安心したいだけで、他の人々には「え?そんなことも知らないの?だめだよー。無邪気に夢のような世界思い描くだけじゃー。」って諭しているつもりで、自分なりに考えついた”この世の限界”を押し付けているだけ。

だから当然のように論争は起こる。

論争に参加しないような人だってあんまりいい気持ちはしない。

「んーーー。ホンマかもしれんけども。。。何か信じたくない気持ちの方が強いよね。」

そう。

陰謀論で語られていることは、本当なのかもしれない。

でも。。。陰謀だから。。。

全員参加ではなくて、ともかくとある一部のグループが画策しているってことなので。。。

そのグループ外の人々にとっては、本当だったとしても、いや、本当であるならば尚更、「ああそうですか」と受け入れることは難しい。

そんなお偉いんならもうちょいグループ外にめっちゃたくさんいる人のために計画ちゃんと立ててみろよ。そうすりゃ戦争とかでむごたらしく死んじゃう人だって少なく済むじゃん。「グループの人とかそれに近い人から生き残っていくんでいい」なんて計画。信じちゃったら、大人しく殺されるのを黙って待っているなんてことしない人間増えるよ。ほんでもってグループの人々が練った計画以上にマイナスの影響が大きくなる可能性大。

でね。

現実世界じゃあ、そんな極端なやけくそな反乱を起こす人間は少ない。

としても。

行動を起こさない人々の間にだって不安とか絶望感は増す。

陰謀論というのは、往々にして そういう不安になった人々が喋る。

しかも、不安なんだけれども、自分たちはすぐには殺されそうにない感じの陰謀になってたりする。

自分達は「備えているから」安全とか言ってね。

ということで、陰謀論なんて、本当に陰謀している人たちは絶対語らない。(そもそも語っちゃったら陰謀にならんし。。。)

語るのは関係ない人々。

そうやって巻き起こすものは、(陰謀が本当だったとして)陰謀に直接関わっていない、関われない人々の間の分裂ということになる。

バカバカしすぎる。

陰謀が本当だったら誰でも嫌だ。

でも本当である可能性はゼロではない。

で?

陰謀が全てとはいわずとも多くの人々の運命のかなりな部分を決めているとして、そんな望み薄な世の中ででも、どうすればよりマシな生き方ができるか?

考えてもいいんじゃないのか?

考えない。考えられないってんなら、まあ、喋らないで、自分だけで絶望していてください。

絶望なんてしてないよ。オレセーフだし。

うん。そうだね。

せいぜい生きれるとこまで生きてください。

でも。。。分かんないよ。。

「セーフ」であるために、陰謀陰謀言って沢山の人の気持ちを暗くさせちゃってたら。。。そんな人の身の上に何が起こるか?なんて。。。

不安になってヤケクソになった人間って。。。

結構いい加減な根拠で「敵」(陰謀の首謀者やその仲間)設定してアタックしてくるからね。

せいぜい気を付けて。

ターゲットにならないようにね。。。陰謀にお詳しいんだから。。。そんなのひけらかして「自分セーフ♪」とか確認するような人って陰謀に加担しているって思われても。。。それって逆恨みとばかりも言えないんじゃないのかなー。。。

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