Hakushi Hamaoka

人々の考え、気持ち、その他感覚などの「操作の仕方」に興味があります。「生まれた」のでは…

Hakushi Hamaoka

人々の考え、気持ち、その他感覚などの「操作の仕方」に興味があります。「生まれた」のではなく等しく「生まれさせられた」人にとっての幸せって何?自己紹介(2015年1月作成)→https://note.mu/hamaokahlisboa/n/n7b7dfb4a504b

マガジン

  • 日々の記録

    天体観測日誌などなど

  • 【やさしい社会】

    Youtubeでトークをアップしています。 https://www.youtube.com/playlist?list=PLN79YptW7uy7QN30peqp-u6J52Jxdrujg 独り語りですが、多くの方々と同様の試みを共有できないか?思案中です。 独りではなく、多くの人と協力して、できるだけやさしくなれる瞬間を増やして行けたら、と夢見ています。

  • 読んだもの

    読書感想文

  • 楽しむわるあがき

    人生の編み方、道徳と科学、時間と空間、幸福論。

  • ゴルフ日記

    タイトルのまんま。100切りを常態化させたいレベルのゴルファーの練習、ラウンド記録です。

最近の記事

  • 固定された記事

濃い濃い言ってても仕方ないので

訳してみることにした。 『シーシュポスの神話』アルベール・カミュ(1942年仏・原/1955年英・ジャスティン・オブライエン訳) とりあえず、前段を、しかもかなりザクッと。 引き続き見直します。。。(英文部分残しも見直しのためです。あと読まれる(奇特な)方々のご参考のためも、、かな??) バカバカしさと自殺唯一の、真に深刻な哲学的問いを挙げるならば、それは自殺について。つまり、生は生きるに値するか否かは、根本的な哲学的疑問に答えることになる。その他の問いーーー世界は三

    • #トランスヒューマニズム は拡張とか進化とかじゃないんだ。ただ弱さ(特に心の)を一人一人が自分自身で少しずつでも克服しようとする努力をしやすくするため。弱さと向き合えるようにするにはどうすればいいか?という考え方。ということにしたい。

      • 土地とお酒

        一か月前まで住んでいたポルトガルでは、昨年の大病?の影響もあってかあまりお酒を欲さず、それでも諸々の手続き上のストレスから赤ワインを炭酸で薄めて飲んでいた。 所変わってスペインでも、最初は赤ワインを炭酸で割ったのだけれど、炭酸水ごとに微妙に異なるフレーバーが施されていてどうもおいしく感じられない。まっさらな炭酸水を求めるのも面倒になって、普通に赤ワインを飲んでいたらビックリ。全然飲める。結局一日一本を健康的に嗜むことができた。 そしてスペイン短期滞在を終え到着したギリシャ

        • 天皇賞秋は事前の盛り上がり、直前の乗り替わり、イクイノックスの圧倒的強さが相俟って拍子抜けでございました

        • 固定された記事

        濃い濃い言ってても仕方ないので

        • #トランスヒューマニズム は拡張とか進化とかじゃないんだ。ただ弱さ(特に心の)を一人一人が自分自身で少しずつでも克服しようとする努力をしやすくするため。弱さと向き合えるようにするにはどうすればいいか?という考え方。ということにしたい。

        • 天皇賞秋は事前の盛り上がり、直前の乗り替わり、イクイノックスの圧倒的強さが相俟って拍子抜けでございました

        マガジン

        • 日々の記録
          70本
        • 【やさしい社会】
          102本
        • 読んだもの
          48本
        • 楽しむわるあがき
          22本
        • ゴルフ日記
          188本
        • トランス・ヒューマニズム
          6本

        記事

          「革命」は全く目指してないけれど

          4年以上前の記事。ポツポツスキのお知らせが入るので読んでみると、自分の書いたものの中では珍しく読み易い。 とはいえ、自分の書いたものの中では、、、という限定付きなので。。。 分かりにくいところをより具体的に言えば、最後の「負け戦みたいで云々・・・」というところ。自分でも当時一体何を考えていたのか?と思い出す必要があった。 4年経った今でもというか、4年経って益々、圧倒的な主流に抗うことはとても難しいと感じている。 じゃあ抗うんじゃなくて、動かし難い主流に乗っかりつつ、

          「革命」は全く目指してないけれど

          アンチヒーローを巡って

          私たちは日常で一体どんなふうに感じ考えているのだろうか? 物語的なフレームワークを使ってみると案外シンプルに説明がつくのでは?また説明だけでなく実践でも使えて、その中でちょっとした違いも感じられるようになるのではないか?と考えている。 今回はアンチヒーローを取り上げて物語と現実世界での思考との間を行き来してみたいと思います。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇  長めの小説を読ませる原動力の一つにアンチヒーロー的な登場人物の存在が挙げられる。小説なので基本的に筋に沿っ

          アンチヒーローを巡って

          司馬遼太郎『空海の風景』から折口信夫『死者の書』

          このあいだの短期一時帰国時に立ち寄ったブックオフで印象に残ったのが「司馬さんの本は中古になってもあまり安くない」ということ。中古の文庫でも大して安くないと知ったからということではないけれど、ほぼ迷わずKindleで買って読んだ。『空海の風景』。 『死者の書』の方はTwitterで知り、Amazonにとんでみると0円版があったので、クォリティについてやや懸念しつつもダウンロード。結果正解。普通に読めました。これを読み始める前に同氏の『古事記の研究』のサンプル(こちらは1000

          司馬遼太郎『空海の風景』から折口信夫『死者の書』

          ラジオで本の紹介

          最近はRadikoなどのアプリを使うとインターネット上で様々なラジオ番組をブラウズすることができる。そもそもラジオという媒体は、アテもなく周波数調整のダイアルをクリクリ回して、ザーザーという雑音の中からピタッとクリアになるところを探るという感じで、それほどきっちりと計画的に聴取しようと思わずに聞くというところがある。とはいえ、PC画面上の文字情報で番組の概要が一目で分かるというのも悪くない。このたびはたまたまディケンズの『オリヴァーツイスト』を紹介するという文字が目に入ったの

          ラジオで本の紹介

          私たちが編んでいるストーリー(連載になるかな???)

          正確な未来予測とはいかないまでも、誰もがこの先どうなっていくのか?ということは考えてみたことはあるだろう。考えなくともぼんやり「どーなるかなぁ」と気になることぐらいはあるにちがいない。 先のことが気になる。これがちょっと具体性を増していくと、大体私たちはどうするかというと、既に起こっていることに注意を向け、過ぎ去ったことの中でも関連の有る物事について探り始める。 未来予測にはやはり材料が必要で、その材料というのは既に起きているところから取って来る。 言われてみればごく当たり

          私たちが編んでいるストーリー(連載になるかな???)

          自分をよく知るしかない

          しばらく続いたうつ状態もおさまり本などが読めるようになってきた。 安くつくということでGutenbergなどで入手できる古い本(主に小説)ばかり読んでいたが、何年かぶりで博士課程時代に読んでいたNarrative theoryとか記号論とかも読む気力が出てきた。 そういうものを読みたくなる動機は一体何なのか?あらためて考えてみると、五年以上前とあまり変わっていない。私たち人間の日々の考え方、感じ方。それが現れ出るところの言葉の仕組みを知りたいということ。そういうことを知った先

          自分をよく知るしかない

          所詮勝手な想像でしかないなら

          ホラーは日常の中で突然降って湧いてくるからこそ怖さを感じるものかもしれない。 いつもと変わらない日常。仕事が終わって家路についていると自宅がほど近くなった時に見慣れた家並みが突如全く見知らぬ町に見えたりしたら・・・。 いつもと変わらず出勤してみたら、姿形は昨日と全く違わないのに、みんながみんな自分のことをあたかも見ず知らずの他人であるかのように全く認識してくれなくなってしまっていたら・・・。 フィクションの世界ではなく、私たちが生きている現実というものも、ある程度幻想で

          所詮勝手な想像でしかないなら

          David Copperfield (1849)

          長いお話であった。Henry FieldingのThe History of Tom Jones (1749) も長かったけど。お話というか主人公のキャラクターとしてはTom Jonesの方が好きかなあ。だけれども読み終わってしばらくして、ふと書き残しておきたい気持ちが湧いた。 小説ではDoraは若くして死んでしまったけれど、そうでない人生もDavidなら幸せに暮らせていたんじゃないかなぁとなんとなく思う。 自分にとってはそれほど難しいことではないように思えることも、それ

          David Copperfield (1849)

          残念な結末

          4年間に亘った単身赴任生活が終わった。 間に10か月間の自宅待機があり、その間は家族と暮らせていたので単身は正味3年ちょっと。 しかしじっくりと振り返るまでもなく、「終わりよければ・・・」とは程遠い終わり方であった。 腎臓結石のせいで最後の二ヵ月弱は何もできなかった。 腎臓の石といえばおよそ20年前にも処置したことがあった。その時は超音波破砕装置というもので外から砕いて尿とともに排出させ、よく言われる七転八倒の痛みというものは全く経験しなかった。そういう経験があったため

          残念な結末

          クロマチックハーモニカ

          どうでもいいことを書いておく(音読)。 最近ラジオ深夜便をよく聴く。 パーソナリティの方はアナウンサー(を降りられた方?)が多いように思う。 当然喋りに安定感はあるけれども、時々「ありゃりゃ???」と思わされる場面も。 今日は「クロマチックハーモニカ」を言い淀む場面があった。 私は明らかに口語は苦手で、声も意識しないと張れないし、滑舌も悪い。 しばらく前になるけれど、母親が孫に本を読み聞かせたいから、と言って朗読のレッスンなるものに興味を示していたことがある。 今は

          クロマチックハーモニカ

          最下点管理

          石川遼選手の動画を観ていて何度か登場した言葉。 以前見た動画でもどなたかが仰っていた気がする。確かそれはドライバーを安定して打てるようになるための秘訣(練習方法?)であったはず。 今のというより永遠のテーマだと思うのだけど、なんとかして安定感を増したい。もう当たったり当たらなかったりの落差が激しいのはイヤだ。ともかく上手い人たちみたいに「しまった!」と言っているのにグリーンオンはしているぐらいの安定感が欲しい。 その領域へ近づくためにも、スイングの最下点管理というのは避

          最下点管理

          軽く振る

          よく聞くフレーズ。 それだけに様々な意見も。 効能はクラブヘッドが走る、だから距離も出るというのが最も目立つものではないだろうか? ゴルフスイングというのは確かに物理法則に縛られているところがあるし、従って押さえておくべきポイントというのもあるのだと思うけど、日々練習して考えるのは、やっぱり人間のやることだし、一人一人ケースバイケースで感覚が違うはずだし、そういう感覚の違いというのがスイング全体を見た時に、上手い人はみんなかっこいいんだけれどそれぞれどっか違うんよねー、