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ニーチェの哲学

ぼくはニーチェの考えが大好き。
でも彼の思想は人間に現実を突きつける。

それがニーチェ。
ニーチェは圧倒的現実主義者であった。


そんな彼は

【神は死んだ】


と言ったんだけれど、なぜ言ったのかが

すごく面白い!ニーチェが生きていた時代の欧州は

キリスト教の考えが主流。

しかし、ニーチェはキリスト教に批判的であったんだ。

なぜなら、キリスト教は隣人愛といった周囲の人たちとのつながりあい。

神のしもべとなることを、地上よりも天国を、自分の意志よりも神の意志を説くという、個よりも集団での生き方を主張する宗教であったから。

ニーチェは、

「自分の意志で生きること、人と馴れ合いで生きるのを辞めよう!」

と宣言したんだ。それが、【神は死んだ】っていう言葉につながった。

そして、ニーチェがもう一つ強く主張したことが、人間は

【現状の弱い自分を肯定する為に、強者を否定して自分を正当化する】

ということ。これは、

ルサンチマン

という思想で、この考えは【マジでやめた方がいい。】【人間として弱体化する】って言ったんだ!!

今でもよくあることで、例を挙げるとしたら

・有名人に対して、どん底に落ちるのを見てやっぱり成功者は陥れられるんだ。って考えて有名人という存在を心の中で否定すること。

・お金持ちの人や出世してる人を見て、彼らはプライベートを犠牲にして、

仕事をとった人たちだ。として、自分はプライベートの方が大事だからといって今の自分を肯定すること。

これらの思想がニーチェはルサンチマンで人間はこの考えから脱却するべき

とするんだ。

いま自分たちは【風の時代】と言われる時代を生きている。

そこで、現状の自分に満足して自分の目指すレベルを下げることはしてはならない。

常に上を目指して、自分の成功を掴み取りたい。

でも、ニーチェは続きも述べている。

それが、その成功を目指すには、必ず孤独と苦労が付きまとう。

ということ。生きるって簡単じゃないよってことだなあって思う。

仏教的に考えると、【生】は修行だから、修行と自覚して成功を目指す人生を歩む。自分はね(^▽^)/

以上!!

うまくまとまらなかったけどニーチェって人間の現実を直視したんだなあ。

嫉妬とか、幸福とか、願望とか、

自分も哲学者として生きるを考察していきたい。

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