ちょっと攻めた題ですが、フィリピンに1週間滞在してきたので、フィリピンで心が温まったことや気づきをここに残したいと思います。

まず、

フィリピン大好きだー！！！！

みんな明るい！そして、子どもが多い！
また、昼間でも夜でも、何をするわけでもなく、ただ家の外で座ってぼけーってしている人が多かった。
本当に、何してるの？って聞きたかったけど夏真っ盛りのフィリピンでエアコンが無い家が大半の彼らは家の中じゃ暑いから、とりあえず家の外でグダ～ってなってるんだと思う。笑笑

彼らは、なによりも子だくさん、大家族なので、一家団欒のような時間がとても多い！束の間の一家団欒じゃなくて、永遠の一家団欒って感じ。
家族みんなが一か所に集まって同じ空間で同じ時間を共有していて、
自分とか日本人っていつも何かしたり、どこかに行ったり、強制されているわけでもなく忙しくしたり、動かなきゃ！ｌって思ってるけど、フィリピン人は今の時間をふわっと過ごしていて、これもこれで良くて、スローライフってまさにこれか！なんて思いました。

僕はフィリピンではフィリピン人の友人宅（兄弟家族同居のため9人家族）に1週間滞在しました。
朝起きてからの流れとして、14時くらいまでただ家のバルコニー？みたいな玄関前の椅子がおかれたところでぼけーっとする。
日本人な僕はとにかく何かしたかった。
木登りでもいいし、ジプニーに飛び乗るのでもいいし、とにかく動きたかったけど、友人familyは何もしない時間をすごく幸せそうに過ごしていて、
僕は何を生き急いでるんだろうな～。って感じながらもぞもぞしてました。
その後、買い物とか友人宅への出かけて、19時くらいに帰ってきて、夜ご飯を食べて、また家族としゃべって一日が終わっていく。という感じ。

今日、なにかをした！！みたいな達成感はサラサラないけど、今日もいい一日だったなって思ってベッドに入ることはできて、脳で描く幸せと、心の幸せの間にギャップがあるなー。この生活の方が、心の幸せというものが溢れているのかな～なんて考えました。

また、フィリピンで驚いたのが、交通状況！
まぁ日本と比べたらみんな車線無視だし、クラクション鳴らしまくるし、歩行者は車道を行き交ってて危険でめちゃくちゃなんだけど、みんなが事故らないように譲り合っているのが、印象的だった。
全然信号がない中で、優先道路という観念もない道では、みんなが直進をノーブレーキで進み続けたいと思うけど脇から出てくる車が見えたら、止まってあげるの！直進の流れは悪くなるから確実に渋滞につながるんだけど、信号とか一時停止が無いからこそ、みんなが譲り合いながら生きやすいように、優しさであふれているのがなんか日本と違うなーって思った。
日本って与えられた権利は手放したくなくて、悪いものは極悪で、正義はこれだ！って言うものを社会が描いてしまっていて、人様に迷惑をかけず、生きていこう！みたいな。
でも、フィリピンって自分のものはみんなのものだし、みんなのものは自分のもの。ルールとかそんなの自分が死なない程度に守ってれば程度でゆるくて、社会に正解なんてない。個々人が自分の人生を謳歌して生きる！って感じで、日本が先進国になるにつれ獲得した権利、生きやすくするためのルールが逆に縛りを作ってしまっていて生きにくくなってるんじゃないか思う。
特に、Twitterとかヤフコメなんていい例だ。
気色悪くて目も当てられない。
多様性を主張して、人の考えを批判する。狂った輩がいっぱいいる。

フィリピンにあって、日本にないものなんて、上手く言葉で表せれないけれど、心の余白とでも言えば近いだろうか。
「細かい事なんてどうでもいいじゃーん。自分と家族と親戚と友達、みんなと手を取り合って幸せに生きていく。」
みたいな風潮が日本にもっと生まれたらいいな！