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育休が明けて俺のライフはもうゼロよ

子育てエンジニアアドベントカレンダー2日目です!昨日は私の尊敬する小田中さんの記事でした。小田中さんのnoteはわくわくして元気が湧いてくるのでとても好きです。

今回は育児と仕事の両立に追われて元気がなくなったけど、なんとか立て直せた話をします。ちなみに今のライフは4000に回復しております。
私は今、2人の子どもがいます。3歳2ヶ月と1歳8ヶ月です。2人目の子どもの出生のタイミングで育休を1年間取得し、今年の4月から仕事に復帰しました。

育休の期間

育休は元々半年間で申請していました。半年間の育休が後1ヶ月となった頃にも、子どもは2人ともまだ手がかかり、育休中も生活に余裕を感じられませんでした。その頃は上の子は保育園に短時間で預けており、朝送って、夕方お迎えに行く。その間に家事と下の子の世話をする。という毎日であっという間に時間が過ぎていきました。

半年間の育休が明ける1ヶ月前に育休の延長を決めました。このまま仕事が始まったら、どうなってしまうのか恐ろしかったのでした。メール一本の連絡で職場からは快諾をいただき、とても安心したことはとてもありがたかったです。

育休が明ける、下の子も保育園が始まる

延長した育休期間もあっという間に過ぎ去り、4月からの下の子の保育園入園に合わせて仕事復帰をすることにしました。上の子とは別の保育園でした。妻は5月からの仕事復帰として、その間に保育園に慣れてもらう計画でした。私も送り迎えを担当しました。上の子を送って、次の保育園へという移動も大変でした。また、保育園ごとのルールなどが異なり色々戸惑っていました。

一方で、仕事は育休前から何年も働いていたチームに戻りました。顔馴染みの皆さんと一緒に働くので不安はありませんでした。4月は順調に仕事を進めつつ、下の子の慣らし保育も進み、それなりにうまくいきました。

おそろしいゴールデンウィークが明けました

4月末から始まったゴールデンウィークで疲れ果てました。連休がこんなに辛いとは思いませんでした。子どもの相手を朝から晩までし続けること、せっかくのゴールデンウィークなのだからと外出が増えること、そして久々に遊びに来てくれる人たちとも会ったりしました。

とても楽しかったです。良い思い出の写真がたくさん残っています。しかし、私は育休中に体力が落ちて、4月中に全ての体力を使い切っていたのでした。ゴールデンウィークは回復に努める必要があったのだなと今ならわかります。それを考えていないスケジュールを立ててしまっていました。

そして5月のゴールデンウィーク明けから、思いっきり体調を崩しました。タイミングの悪いことに妻の育休明けも重なり、子どもの保育園の移転などもありバタバタした状況でした。

有給がみるみる減っていく

4月に育休復帰した時には有給が潤沢にあったのですが、8月までに使い果たしてしまいました。そこからは夏季休暇や子どもの看護休暇なども駆使して、なんとか対応していました。

なぜそんなに休んでいたのかというと、まず自分の体調不良が主な原因です。私が風邪をひくと子どもにうつり、妻にうつり、誰も看護できる人がいなくなるという悪い循環に陥っていました。また、自分は大丈夫でも妻が体調を崩したら自分が保育園の送迎をする必要があります。スムーズに送迎ができないことが多いので、結局遅刻したり半休を取ったりして対応することが多くなりました。

仕事も思うように進まず、メンタル的にもやられてしまいました。寝ても覚めても疲れた感覚で辛かったのを覚えています。8月後半からは調子が良くなってきて、寝たら元気になることに感動しました。当たり前のことなのですが。

起死回生の時短勤務

7月から時短勤務を始めました。5月に体調がガタガタになってもう無理だと考えて申請していたのです。一日2時間分の勤務時間が減りました。その分給与も減ってしまうのですが、そもそも仕事にならない状態だったので仕方ないと思います。無理をして勤務時間を稼がなくて済むようになったのは、体力的にも精神的にもとても助かりました。

また副次的な効果として、勤務時間は減ってしまいますが、その中で効率的に仕事をすることを考えるようになりました。ある程度制約があった方が良い仕事ができるとポジティブに捉えて、大事なことに集中して仕事をするようになりました。今も時短勤務を継続していますが、成果も出せており、このまま時短で働いても問題なさそうに感じています。

今からふりかえると

育休明け直後はアクセルペダルを踏み過ぎて、身体の疲れに気がつけていなかったです。職場でマネージャーと話してペダル踏み過ぎだと認識した後も、疲れが回復するのに数ヶ月かかりました。今考えれば最初から時短勤務で働くのがよかったのかなと思います。

ライフワークバランスといいますが、元気がなければ何もできないのだということを強く認識した半年間でした。生活のライフの前に、体調のライフを優先しなきゃいけない状況だったのです。ライフがちゃんと回復する生活があってこそ、ワークとのバランスを考えることができるのだと思います。私の場合、ライフはもう0でワークどころではありませんでした。その時に有給を総動員して、ライフの回復に努めることができたのはよかったなと感じます。職場でも心配してくれて仕事を調整してくれたおかげでもあります。

今ではすっかり元気に育児と生活と仕事をできるようになりました。家族や職場の皆さんのおかげだなーと思います。ありがとうございます😊

妻が言っていた言葉が面白かったので紹介して結びにします。

「育児って五条悟の無量空処みたいだよね」

意味: 子ども2人が常に情報を脳に流してきて処理しきれなくて疲れるさま。

わかるー!

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