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「行動しろ、余計なことを考えるな」

自分が疲れ果てている時、それでも脳は何かを考え続けて暴走してしまっていることが多い。何かを考えることに快楽を見出していたり、疲れから逃避するために余計に脳を働かせている感覚だ。こんな時には一旦何も考えずにスイッチをオフにしてぐっすり寝てしまえると良いのだが、脳が興奮しているのでそうもいかない。
そんな時にはマインドフルネスになるために坐禅をしたりするのがよさそうだが、なかなか上手くいかなかった。ついついスマホを見て、新しい情報をとりにいってしまう。そして余計に疲れてしまう。
ハンターハンターでは念能力という力が登場する。この能力を操る際に重要になるのが、力のオーラの放出を全て止めてしまう「絶」という技である。オーラを出しまくれば強いわけではなく、時にはあえて止める技術も大切なのである。これは自分の生活でも重要だと思う。
絶を使いこなせれば日々の生活が豊かにできそうなのだが、これをコントロールするのはなかなか難しかった。しかし、簡単にできる方法が運動なのではないかと思い始めた。運動すると脳が何も考えられなくなり、体はぐったり疲れるのだ。
筋トレでも散歩でもなんでもいいから、スマホを手から離して運動をするのが絶になれる方法な気がする。

僕の大好きなポッドキャストでもそのようなことが語られていた。ぜひ聴いてみて欲しい。
確かに運動することの重要性はたびたび感じており、そして忘れてきていたのだった。絶に近づけるこんな簡単な方法があるなんて便利だ。

タイトルのセリフは円というSF短編集の中に登場する。「地火」という話の中で出てくるので読んでみて欲しい。セリフは、主人公の父親が炭鉱に閉じ込められてしまったときに周りの仲間に発した言葉だ。心に残るいい言葉だと感じた。


運動しろ、余計なことは考えるな

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