小林 耕平

知的障害・自閉症・学習障がい・うつ病などを抱えているフットボール選手。「フットボールを…

小林 耕平

知的障害・自閉症・学習障がい・うつ病などを抱えているフットボール選手。「フットボールを通じて豊かな人生を」を合言葉にに活動中。障害を抱えている当事者や親御さんへ希望を与えれるよう日々精進してます。現在は知的障害者スペインリーグに参戦中。障害児フットサルスクール運営中。

最近の記事

ラリーガジェヌインとは

お久しぶりです。 不定期更新のブログを そろそろ更新していこうと思います。 ご存知の方もおられるかもしれませんが、 僕は今スペインに住んでおります。 何故来たかと言うと ラリーガジェヌインに参加するためです。 ラリーガジェヌインとは、 世界的にも珍しい知的障害者を抱えている選手で行われる7人制サッカーリーグのことです。また、リーガエスパニョーラの管轄で行われているリーグです。 日本で言うJリーグの管轄になります。 試合はスペイン全土から選手が集まり、 4日間かけて行

    • ソーシャルフットボール交流会in静岡

      先日、静岡県の浜松にて、 ソーシャルフットボールの交流会が行われていました。 私は今回、静岡のソーシャルフットボールの関係者にお招き頂き、ソーシャルフットボールの交流会にゲストとして静岡・三重選抜の一員として参加してきました!! 参加チームは、 FCPORTさん、 エストレージャあいちさん、 DESVIOさんでした。 FCPORTさんは 愛媛で行われたソーシャルフットボール全国大会にて準優勝をおさめた神奈川県のソーシャルフットボールのチームです。個人的にも仲良くさせてい

      • 背番号10の背中

        明日はいよいよ大阪府リーグ開幕戦です。 大阪府リーグに初めて登録して13年の時が経ちました。紆余曲折ありながらも、これだけ続けれてることに、サポートや理解をしてくれた周りの人たちに感謝しています。 今年は例年と違う緊張感に包まれながら、開幕戦を迎えます。その理由は 今年は背番号10を背負ってプレーをします。 これは僕のサッカーやフットサルを始めた時からの夢のひとつでした。というのも、私は中村俊輔さんに憧れてサッカーを始めました。 背番号10というと、サッカーなどでは

        • 世界自閉症啓発デー

          今日は世界自閉症啓発デーです。 自閉症の診断が下されたのは、25歳の時でした。 あれから月日は経ち、現在30歳。生きづらさも感じながら、周りに恵まれて現在まで生きてきました。 どこが障害なん?普通やん。 そう思われるかもしれませんが、結構生きていくのは大変です。 僕だけではなく、どう障害と向き合っていいのか、また将来が不安に感じる当事者の方、ご家族の方が沢山いる現実があります。 障害を受容することは、言葉以上に難しいことです。 障害と向き合っていくのは難しいかもし

        ラリーガジェヌインとは

          日本代表引退

          . 【ご報告】 2023年3月31日付けで、 ソーシャルフットボール日本代表の道を閉ざすことに決めました。 つまり、 日本代表候補から退くことを決めました。 これについては賛否両論ありますが、 僕の目指すもの、成し遂げたいことの中に、 ソーシャルフットボール日本代表で世界一を目指す、ということはなくなったこと。 もうひとつとしては、 僕ではない違う選手が代表に相応しいと感じたことが、主な理由です。 この決断には後悔はありません。 …もしひとつだけあるとするなら、

          日本代表引退

          30歳になりました。

          Mi 30 cumpleaños. 本日で30歳になりました。 ひとつの節目の年でもあります。 そして、新しい挑戦の年でもあります。 10代、20代色々ありましたが、 30代はまだ進化していきたいと思っています。 自分はボールを蹴ることが好きです。 更に言うなら、ボールを蹴り人と繋がるのが本当に好きでした。それは今も変わりません。 自分は「ボールを蹴ること」で「人との繋がり」を作ってきました。これ以外を使わずして、関係性を築いていったのは少ないかもしれません。それぐら

          30歳になりました。

          チーム練習に参加

          こんにちは!小林です!! 現在は関西に帰ってきております。 関東最終日の過ごし方について書いていこうと思います。 関東最終日は、FCPORTさんの練習にお邪魔してきました。 FCPORTさんは、 ソーシャルフットボール(精神障害を持つ方たちで行われるフットサル)のチームです。 以前から仲良くさせて頂いており、参加も快く受け入れて頂きました。 今回の参加メンバーは14人前後でした。 メニューは当事者が考え行います。用具の管理も自分たちで行うようで、練習終わりにビブス

          チーム練習に参加

          競技としての価値

          こんにちは! どうも小林です。 今回は関東へ来た最大の目的は写真で小林と競り合っているせいちゃんが働いている姿を見ることです。 彼の働いてる姿を一目見たく、 今回、関東へ行くことを決めました。 彼はソーシャルフットボールという精神障害を抱えている方がするフットサルの選手です。 家から出れない時期もありましたが、デイケアに通ったり、ソーシャルフットボールの活動を通じて得た自信などを活かして今はたこ焼き屋さんで働いています。 競技能力を高めることも大事です。しかしながら

          競技としての価値

          一期一会

          おはようございます! 小林です。 3/3〜3/5まで関東にいます。 今回の旅の目的は色々ありますが、そのひとつとして、今回ランチを一緒にされた方との再会というのがあります。 この方は、以前イタリアで行われた国際大会へ向かう飛行機で席が隣で、そこから仲良くさせて頂いている関係です。 世界大会から5年の月日が経っているので、5年振りの再会でした。会話は5年振りとは思えないほど弾み、終始楽しい時間を過ごさせて頂きました。 会話の中で思ったことは、学び続けるというのはとても大

          おはようございます。 小林です。 僕はよく旅に出ます。 何故か 旅では非日常を味わうだけではなく、 さまざまな人に会えるからです。 自分はお世辞にも能力や知性がある人間ではないです。だからこそ、学び続ける姿勢というのはとても大切にしています。 今回は関東に来ています。 関東でもさまざまな方たちとお会いする予定です。この旅でも必ず新しい気づきや学びがあると信じています。 自分の目でも見る。体で感じる。 これらは本では学べないことです。 行動した先にしか結果は出ませ

          日本代表候補合宿を終えて

          皆さん お久しぶりです。 年末はいかがお過ごしでしょうか? 私は今、日本代表候補合宿についての振り返りを書いています。 今月にソーシャルフットボール日本代表候補合宿が、行われました。 12月17日~19日の3日間での合宿です。 今回の合宿で学んだことが多くありました。 そのうち3つ取り上げていこうと、思います。 想いは伝わってこそ初めて意味がある 基礎を知っていると出来ているの違い 代表という場所 順を追って説明していきたいと思います。 想いは伝わってこそ初めて

          日本代表候補合宿を終えて

          日本代表候補合宿始まる

          いよいよ 来週末から ソーシャルフットボール日本代表候補としての 活動が始まります。 前回大会以来の召集なので 2018年から3年の月日が経ちました。 ハンガリーに負けてから どうやれば世界との差を埋めれるか。 それを考えてやってきました。 スペインに行ったのも 関西リーグに挑戦したのも トレーナーとトレーニングしてるのも フットサルばかりしてるのも 世界を獲るためです。 僕からしたら 小さい頃からの夢です。 世界を獲る。 誰しも子供の頃抱いていた夢。 でも、それだ

          日本代表候補合宿始まる

          CINK SOCIAL×HambreFC ジュニアフットサルスクール IN横浜

          先日、皆様のおかげで無事イベントが開催することが出来ました。 皆様ご協力本当にありがとうございました。 今回、横浜FC様協賛のもと行われた CINK SOCIAL×HambreFC ジュニアフットサルスクール IN横浜 のイベントを振り返っていきたいと思います。 個人的には成功した。と、感じています。 その理由は以下の3点です。 障害種別を超えてボールを蹴り楽しんだこと 綺麗に終わらなかったこと 笑顔で終えれたこと 1.障害種別を超えてボールを蹴り楽しんだこと今

          CINK SOCIAL×HambreFC ジュニアフットサルスクール IN横浜

          近況報告

          長々と放置していたnoteですが、 ぼちぼち更新していこうと思ってます。 近況報告① 私生活 ② フットサル ③ スクール ① 私生活私生活について大きなことというのは、 やはり結婚でしょうか。 今年3月に結婚をしました。 奥さんはよくできた人で 僕の世話をしてくれています。 厳しいと思いつつ、喧嘩もしつつ、 それでも仲良く暮らしています。 奥さんには頭が上がらない… 仕事は現在転職して、 障害者施設の生活介護の支援員をしています。 転職した理由は 障害を抱えている人

          自立

          自立とは大人になって自分で暮らすこと そういうことを幼いながらに漠然と考えていた。 大人になった今。 これがどれだけ難しいことか 身をもって痛感している。 両親の偉大さと自分のちっぽけさ そこにはきっと障害があるとかないとか そんなものは関係ない気がする。 障害があろうとなかろうと自分たちは ひとりの人間ということに変わりないと思う。 障害を抱えているからこうしてくれ。 勿論、配慮はあるだろう。 だが、世界は自分中心で回っていない。 入社したての頃に言われた言葉

          個人スクールin船橋 11月22日

          先日、 千葉県の船橋で 発達障害を抱えているお子さんに フットサルの個人スクールを行いました⚽️ 実はこの取り組みの構想は以前、 九州の方でご縁があり、 知的・発達障害児の子供たちへの フットサルスクールを行った後にできました。 その第一弾として、 今回ご縁があり千葉で行いました。 最初は緊張もありましたが、 時間を追うごとに一緒にボールで遊んでくれるようになりました! 自分はこのスクールを通して 子供たちや親御さんの生きる希望を少しでも持ってもらえたら。と、思ってい

          個人スクールin船橋 11月22日