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二条駅界隈

だいぶ冷え込んできた。

夕方、近所のスーパーに向かう道中、冬の到来を肌で感じる。

二条城に隣接する中京中学校。運動場には大きく "Everything is practice!" と掲げられている。シンプルながら含蓄のあるフレーズだ。

日本語は便利なので、「すべて練習だ」と訳せば、日常の一挙手一投足、そのすべてを本番のための練習としてフルに活かしていこうというストイックなニュアンスになる。一方で「すべて練習だ」と訳せば、結局は本番の試合だって普段の練習の延長線上にある、練習でできないことは試合でもできないのだから、試合だって練習と同じようにやったらいいんだという開き直り風の解釈になる。

まとめると、普段は、なんでも練習と思って頑張らせる言葉として機能し、緊張しがちな本番では「本番すら練習だよ」と肩の力を抜いてあげる言葉として機能する。ちなみに調べてみると、どうやらブラジル往年の伝説的サッカー選手ペレに由来する言葉らしい。


千本通をわたり、最近できたコープ二条に行く。一年以上休業していたように思うが、その間、建物を丸ごと取り壊して、新たに複合型のショッピング施設として生まれ変わった。二階には無印良品が入り、三階と四階は立体駐車場である。

品揃えが豊富で、近くのライフと比べると、魚介系が充実している印象。棚も低めでバリアフリーだ。真新しかったのは、店の中央にある量り売りコーナー。コーヒー豆やナッツを必要なだけ詰めて購入することができる。こういうちょっとした仕掛けは面白いですね。

レバーひと回しで30g出てくる。

価格帯は、体感、ライフとイズミヤの中間。ライフよりちょっと高くてイズミヤよりちょっと安い。野菜はけっこう安めだったが開店直後なので確かなことは言えない。いつも買うサッポロの「麦とホップ」はなく、代わりにあったのは「ゴールドスター」だったので、イズミヤと同じ仕入れ方である。

ひとつ注意しておくべきなのは、現在のところ、QR決済に対応していないこと。またセルフレジも未導入なので、ここ数年でスムーズな会計に慣れていた人は「あれっ」となるかもしれない。

このサイズのピザポテトを置いてくれるのはありがたい。


二階の無印良品は11月24日にオープン予定だ。

そういえば最近、四条大宮からこの二条駅界隈にかけてがアツい。勝手に準都心エリアと呼んでいるが、感度の高い飲食店が続々とオープンしているし、昨日調べていたら、七条河原町にあったアジパイ(カレー屋)が二条駅の反対側に移転しているのを見つけた。この辺はもともとカレー激戦区らしいので、改めてお店巡りをしてみたいなと考えている次第。

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