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オムツ、下着、パジャマ・・・なんでもっと垢抜けないんだろう?~兄が亡くなりました

病院のパジャマは仕方が無いんとも思うんだけど、
どうして、病気の人が着やすいパジャマや下着、オムツとかって、絶望的にダサいものばかりなのかな?

探せばオシャレなものもあるのかな。
だけど、手に入りやすい情報や価格では目にしなかったです。

兄の看病をしながら、自分が入院した時のことも思い出して、つくづく、まんじりと考えました。

若くたって、病気やケガで肉体の不自由を経験したり、例えばトイレの介添えとか、見られたくない部分まで人のお世話にならないといけない状況になる。それだけで、充分に自尊心が傷つき、失意の中に入っていくだろう。

だったらせめて、身につけるモノが少しおしゃれなだけで・・・いいえ、ダサさが軽減されるだけで、多少なりともプライドを痛めずに済むのではないか。

オムツは白いとか
昭和中期みたいな
白(沈みピンク)パンツとか
女性用パジャマは水玉か小花柄ばかりとか

ほんとはその必要、あるのかな。
『患者用』と括らず、
誰でも選べるものとして開発するとかムズカシイの?

そんな矢先、
『X(旧ツイッター)』でフォローしている、福祉系デザイナーの平林景さんがまさにおしゃれなオムツの開発に着手なさいました!すごい!!

平林 景@福祉業界のオシャレ番長   @KeiHirabayashi
https://twitter.com/KeiHirabayashi/status/1735996486926967070

平林さんは、車いすを利用する人の超スタイリッシュ服を開発されたり、とにかく細やかな眼、センス抜群&アクションの早い方です。

そうか。
やればできるってことは、「なんとなく そういうもの」で考えが無くなっている分野。開発は、原価が上るとか需要の低さに膠着しちゃう。

当事者や周囲は、抵抗があっても、いずれ必要としなくなったり、或いは慣れてしまったりで、その思いが継続しないというのもありそうです。

当事者が「こーれー!」って思う部分が、もっともっと拾われたらどれだけ気分が自由になるかな。絶望を薄められるかな。

わたしも、今は無関係のような生活に戻りました。
次のことに注力しているうちに忘れそうだけど、いつかはまた同じ状況になるときがくる。
だから、そんな風に思った事実は、一連の中でぜったい書いて残しておきたいと思っていました。

もし良かったら、少し想像してもらえればとと思います。
わたしも、何らかの形でできることをワクワクを含めて考えていきます。

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さて。兄が亡くなってから、兄とのことや感じたことを書いてきました。
このことで一段落かなという内容は全部書けました。バタついたりして12月31日になっちゃったけど。

また、書き残したいことがあったら、パラパラと投稿するでしょうが、ひとまず区切り。ありがとうございました。


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