やけによくしゃべるハムスター

ハムスターです。思ったことをやけによくしゃべるらしいです

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最近の記事

向上心の矛盾

向上心には矛盾があるのではないかと最近思ったので、言葉にしていきたいと思います。あくまで自分個人の意見ですが。 向上心というのは、そもそも向上する余地があるから存在しうるものです。そこで言う向上しうる余地というのは、社会的格差のことです。向上心を持った人が目指す対象として東京やアメリカ合衆国があるのは、格差が大きくそれを必要悪として肯定している部分があるからというところがあります(いわゆる新自由主義)。競争社会は夢と現実という言葉を生み、苦しさを抱える「現実」のフェーズに位

    • 関東平野の礎が少し見えた気がした

      東京都心から30分も郊外電車に乗れば、ちらほら農地が見え始める。最近自転車で移動することが多くなり、思ったことがある。それは、関東の風土は、意外と人を大切にするものを礎にしているのではないかということだ。 関東の都市の郊外は、駅前は栄えているが、そこから離れると一気に雰囲気が変わる。さらに進むと、落ち着いているとも違う、少し侘しい感じのする場所に突入する。関東平野には意外と自然は多いが、それは西日本の自然とは違う雰囲気を持っている。人が自然の中でのんびり暮らしているような西

      • 「やりたいこと」の裏に潜んでいるもの

        今回は、「やりたいこと」という言葉についてです。東京にいると特に多く聞く言葉で、少し違和感を覚えたのでそれについて共有していきたいと思います。 まず、「やりたいこと」という言葉を聞いて思ったのが、そんなものなくないか?ってことです。僕にはやりたいことがないです。あるとすればなんとなく手を出してみる気がなくもないかも、くらいのもの。それでも、「やりたいこと」という言葉に追いかけられていた時よりはだいぶいい気分でいられる時間が長くなっている気がします。 そもそも、「やりたいこ

        • 子供心

          最近子供を見ることが多い。首都圏の、いわゆる「住みやすい街」と呼ばれる街ではファミリー層が定住していることが多い。最近その子供たちを見かけて気になったことがある。 子供というのはだいたいどこでも同じような挙動をしている。世間一般の向こう見ずで自由奔放なイメージとは裏腹に子供は驚くほど人の顔色を観察し、落ち着いた行動をしている。騒ぎ立て我を忘れる大人とそれを静かに傍観する子供という構図を見てからは、子供っぽいという形容詞は大人のためにあるのではないかと思い始めた。おそらく生ま