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フリーランス✖️ママセラピストとしての生き方

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こんにちは!HAMTライブラリ編集部です。
今回はスペシャルライター特別編。

我々鍼灸師にとって、仕事と家庭のバランスをどう取るかは、ライフプランにおいて重要なポイントです。特に出産や結婚で生活のスタイルが大きく変わる女性にとっては、生き方そのものを決めるポイントと言っても過言ではありません。

そこで今回、理学療法士として育児をしながら様々な働き方を実践されているじんちゃんに記事を依頼させて頂きました。
鍼灸師にとっても参考になることが多々ありますのでぜひご覧ください。

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鍼灸師・鍼灸学生さんはチェックしておきましょう!



はじめまして!
読者の皆様、じんちゃんこと陣内です!
私は29歳の理学療法士で、フリーランスとして働きながら2歳の息子を子育て中です。
今回は、1-3年目の女性鍼灸師さんで将来フリーランスセラピストになりたいなと考えている方に向けて、記事を書かせていただきます。

この記事を読むと、以下の3つのことを知ることができます。いずれも、自分自身が実践していることなので参考の一つになれば幸いです。

①家事、育児と両立しながらどう働くの?
②正社員のうちに準備しておくべき事は?
③リスクを減らすためにしている事は?


1️⃣1-3年目の女性鍼灸師さんの現状と悩みは?

(1)現状は?
専門学校や大学を卒業されてから、多くの方は正社員として鍼灸接骨院や鍼灸院に勤めることが多いかと思います。
そして、数年しっかりと実務経験を積んでから独立開業、フリーランスを目指したり、産休や育休をとりながら正社員を続けるパターンが理想的です。

(2)悩みは?
実際は、産休や育休をしっかりとれる会社が少なく、妊娠や出産を機に退職せざるを得ないパターンや、独立して1本でやっていくにも安定せず、細々と自営をしながら雇われを続けるパターンが多いようです。
また、結婚してからは家庭での役割もできるため、キャリアアップしたくてもパートでしか働けない場合や、家事や育児に終われ、新たな資格取得に興味があっても中々勉強まで手が回らないという方も多いでしょう。
せっかく苦労して取得した国家資格があるのだから、資格を使って安定して生活したい思いと自身の生活のバランスをうまく取れずに悩まれているかもしれません。

2️⃣実際に自分が1-3年目で取り組んだ事

思い出せるだけ、箇条書きにしていきます。

・正社員をしながら週1-2のパートをした
・技術向上のため勉強会やセミナーに通った
・デイケア、デイサービス、訪問リハビリ、外来リハと色んな分野を経験した
・ヘルパーとして老人ホームでパートをした
・ネットワークビジネスに取り組んだ
今思い返せば、時間とお金、体力を自分のために全て使えるからこその行動でした。
色んな分野を経験した事は、こんな人達の力になりたい、やりがいを感じるのはこんな時だ!と明確になったので良かったです。

3️⃣理想の生き方、働き方のために選んだ選択肢は?

自費リハビリの業務委託とオンラインセラピストのお仕事です。
自費リハビリのお仕事は、介護保険が使えない施設に入所されている方々・ご家族様と契約を結び、施設に直行直帰でリハビリを提供します。

(1)メリットは?
勤務日数、時間やエリアを自分で決めることが出来るので、保育園の迎えに合わせることも出来ます。
また、訪問予定日に訪問できない場合も、利用者様の入浴や食事かぶりがないように別日に振替することも可能です。
残業も基本的にはなく、融通の利きやすさが続きやすさの一つになっています。

(2)デメリットは?
利用者様の入院や体調不良でリハビリが実施できない場合や、感染症の流行で施設への入館が制限されている期間は報酬はゼロになります。
鍼灸師業界にも、訪問鍼灸マッサージや鍼灸院で業務委託の形があるとお聞きしています。
出来高報酬にはなりますが、自身のスキルアップ、やりがいを感じながら家庭と両立しやすいと感じています。

オンラインセラピストのお仕事は、自宅からzoomを利用した面談、利用者さんに合わせた運動・ストレッチメニューを提案します。
3ヶ月のサポート期間で、もし相手が痛みの歪んだ捉え方をしていれば、痛みがありながらも一緒に取り組めることを考えたり、不安を聴きとりながら安心した生活へのサポートをしていきます。

(1)メリットは?
完全在宅からできること、小さなお子様がいても面談に支障がなければお仕事可能なこと、時間の融通が利きやすいことです。また、運動メニューの作成や利用者さんとのチャットは出先からでも可能なので面談以外は、場所を選ばずにできます。

(2)デメリットは?
たくさん登録しているセラピストの中から、利用者さんが自分を選択し、面談およびオンラインセラピストアプリを利用することで初めて報酬が発生します。
そのため、"セラピスト登録 =報酬"に、すぐには繋がらないところです。
ですが、セラピスト側には取得資格やセミナー参加などによって、報酬アップ制度も充実しているので、自身の能力に応じて利用者さんに選んでもらいやすくなるようになっています。

興味のある方はぜひ、株式会社バックテック様提供のポケットセラピストのサイトを覗いてみてください。

https://pocket-therapist.jp/

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