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『中島卓也の魅力』10選

中島卓也って人気あるけどどこがいいのか分からない…なんて思ってる方、いませんか?そこで全世界の中島卓也ファンの中で五本の指にはとても入らないけど千本の腕には入る、気持ち的には569位タイくらいのファンが中島卓也選手の魅力をご紹介します。

①堅実な守備

決して派手なプレーを連発するわけではないですが、磨き上げられた無駄のない美しい動きでアウトを重ねます。一球ごとに微妙に変わる守備位置、ゴロの処理から送球までの流れるような動き、最短距離でのタッチなど見惚れずにはいられない…もはや生きた教科書です。打球がそこに飛べばアウトになる、と思える守備はきっと投手の力にもなっているはず。某選手権での人気の高さの秘密もこの堅実さにあるのではないでしょうか。

②チームバッティング

もはや代名詞とも言える「粘り」を含め、バントなどの小技や四球を選べることなど、そのときどきの状況で自分に求められていること、できることを理解して実現する能力があります。相手があることなのでいつもうまくいくわけではありませんが、状況を無視して自我を通すバッティングをすることはまずありません。

③走力

盗塁王に輝いたこともあるその走力は、塁に出ればピッチャーの気を散らすことができます。深めの打球や高く弾んだ打球は高確率で内野安打になり、平凡なゴロでも敵の野手を焦らせエラーを呼び込むことも。足が速いって力だな、と思わせてくれます。常により先の塁を目指す姿はチームに力を与えるでしょう。

④コミュニケーション能力

あなたがスポナビユーザーならば、マウンドへ(中島卓也)という文字列を見たことがあるでしょう。投手に一息つかせたいとき、中島卓也はマウンドに歩み寄り何らかの声をかけ、マウンドへいかないときでさえ逐一マウンド上のピッチャーにサインを送りコミュニケーションをとっています。堅実な守備の持ち主に後ろは任せろと言われるのは投手にとってどれだけ頼もしいことでしょうか。また、野手同士でアウトカウントを確認するときに相手によって特別なやり方を用いたりしているのも是非見てほしいポイントです。

⑤ルーティン

集中するために行うルーティンは各選手それぞれ持っているものですが、中島卓也のそれはとても興味深いです。スタメン出場のとき試合前グラウンドに出てきて行う長く複雑なもの、守備に入る前、打席に入る前に行う短いもの。より深く集中するとき、例えばバッターボックスに入ると中島の耳には超満員の声援も届かなくなるといいます。複数のルーティンを組み合わせるのが、長い試合の間集中を保ち続けられる秘訣なのかもしれません。

⑥オールドスタイル

これは完全に好みの問題なのは自覚しているのですが、オールドスタイルを最も美しく着こなしているのは中島卓也です。脚のラインを邪魔せず、無駄な弛みもなく、ピシッと履いています。中にサポーター着用してあの美しさが出せる意味がわかりません。ちなみにイベントやキャンプ中など試合ではないときはそこまでピシッとしていないのでユニフォームをピシッと着ることもルーティンの一部なのかもしれませんね。

⑦継続する力

野球ノートを欠かさずつけているエピソードからもわかるように、中島卓也には継続する力があります。やり続けること。積み重ねること。言うのは簡単ですが続けるのは簡単なことではありません。特別恵まれた体格でもない無名の中島卓也はこの力でプロ野球選手になり、この力で人気選手まで駆け上がりました。「やり続けることができれば、自分もなれるかもしれない。」夢見る野球少年の新たな『憧れの姿』です。

⑧剛い心身

「剛い」とは、たくましく、くじけない。ちょっとしたことには動じない、という意味です。プロ野球選手は皆、どこかしら痛みを抱えてプレーをしているもの。その痛みで集中が途切れてしまう、もしくは大怪我をして長期離脱してしまう。能力は高いのにそれが理由でなかなか結果が出せない選手はたくさんいます。プロ野球で長く一軍にいること、レギュラーを張ることは剛さの証、魅力的な要素なのです。

⑨話し方

人前で話すことが苦手なので、笑ってしまうほど棒読みだったり大事な挨拶で噛んでしまったりします。そういういまいちキマらないところも愛される理由の一つ。噛む理由は頭の中で方言と標準語がごっちゃになってしまうからだとか。一度方言全振りで話をしてみてほしいなと思っています。

⑩成長し続ける姿

最後に持ってきましたがこれが一番大きな、中島卓也を語る上で欠かせない魅力的な部分です。守備もバッティングも走力もチームメイトとのコミュニケーションも、最初からそうだったわけではありません。足りない部分を自ら分析して克服し、あるいは良い部分を伸ばすことで補填するなど、成長に成長を重ねて今の姿になっています。常に前を向いて成長することをやめないからこそファンは惹きつけられ、また新しい姿が見られることを期待し、信じて応援し続けられるのです。中島を指して伸びしろがないなどという人もいますが、ファンから言わせていただくと毎年少しずつ伸びていますのでご安心を。中島卓也が中島卓也である限り、成長することを諦めない限り、伸びしろはずっと先まで存在し続けています。


ここまで中島卓也の10の魅力をご紹介してきましたが、いかがでしたか?少しでも興味を持っていただけたら幸いです。次にあなたが中島選手の姿を見るときに少し違った見方を楽しめますように。


追記:念の為…ファンであることに上も下もないので、何本の指とか○○位とかは掴みのためのネタであってファンは推しの下に平等という思想です


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