見出し画像

空想世界詩 ‐決戦‐

ここでない場所。
今でない時代。

これは、異なる世界で語り継がれた物語を、詩という形で綴った作品です。



<誓い>

守りたかった
守れなかった

滅びた郷里(くに)を
後にして

己の命を
賭して戦う

決して忘れぬ
後悔背負って

振るう剣(つるぎ)は
誰(た)がために


<盾となる>

守るべき人たちがいる
負けることのできない戦い

たとえ命が尽きようと
立ち続けて盾となる

戦士の本懐

剣を振るって命を燃やし
希望の光を心に灯す


<決戦へ>

賜りし白銀の鎧
纏いて決戦に挑む

己の全てを
賭して立ち

決意を胸に
抱いて進む

戦場(いくさば)駆ける
愛馬と共に

守るため
勝ち取るため

ただひたすらに
突き進む


<対決>

光と闇
二つの魂

享受を賭けた
相容れぬ戦い

守るために戦う
滅ぼすため戦う

白銀と漆黒
苛烈に切り結ぶ

全てを背負って
打ち合い果たす

己が信じる
正義のために

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?