はじめまして。hanaです。 10代のときに、心の病を発症しました。全日制の高校を中退、通信制高校を4年かけて卒業。なんとか短大を卒業し、栄養士として就職、その後一度転職を経験しました。現在、資格取得を目指して勉強中のため、無職です。 心の病は、現在も服薬を続けておりますが、気持ちの波があり、良くなったり悪くなったりを繰り返してます。 そんな毎日で感じた、小さないろいろな感情のカケラを拾いながら、私なりの視点で綴っていけたらと思います。 心の病 幼い頃から、とても繊細な性
少し前から、会うたびになんだかモヤモヤして、ちくちくした気持ちになる友達がいる。 せっかく素敵なカフェで美味しいスイーツをいただいても、美味しいコーヒーを飲んでも、その子の何気ないひと言が聞き逃せなくて引っかかってしまったり、その話題、もうそろそろ良くない？疲れたよ、と感じてしまったりして、美味しい空間が台無しになる虚しさを何度か味わったため、思い切って少しだけ距離を置くことにした。 それまでは用事がなくても、だいたい月に一回くらいは近況報告したり、体調心配しあったり、なん
こわくて忘れられない顔がある。それはたしか小学3年生のある日の学校の帰り道。友達と分かれて、一人家路を歩いていたわたしの目の前に、突然その顔は現れた。自転車を押しながら、ゆっくり向こう側から歩いて来ていたその顔は、私を見つけるなり、立ち止まり、とてつもなく恐ろしい眼差しをわたしに向けてきた。いかにも不満げな、今にも汚い言葉を投げつけられそうな、今にも胸ぐら掴んで襲いかかって来そうな、怒りに満ちた目。その口は何にも言わなかったけれど、その目で子どもを消し殺すんじゃなかろうかと
