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瀬戸内海でアート巡り一人旅をしてきたよ!①大塚国際美術館

少し前になるのですが、瀬戸内海周辺にある美術館やアート施設を一人で巡ってきました。
今回行ったのは、徳島、香川、岡山。アート好きな方には本当におすすめしたい旅行先です。素敵ものをたくさん見て、新しい発見もあり、最高だったので、この良さをほかの人にも伝えたい!と思い、noteに残しておきたいと思います。

旅程

今回の旅行のおおまかなルートはこんな感じでした。

※ルートの線は手書きなので正確ではありません

本州から淡路島を通り抜けて徳島へ渡り、電車で香川へ移動、船で島を巡ってから岡山へ渡り、岡山からは新幹線で帰ってきました。
海をぐるっと一周するようなコースですね。

それでは、今回訪れた場所を一つずつ紹介していきます。

大塚国際美術館

何年か前の紅白歌合戦で、米津玄師がレモンを歌っていた場所です。それを見てから、いつか行きたいな〜と思っていた美術館です。

大塚国際美術館は四国の端っこにあり、ちょっと行きづらい場所にあるのですが、調べてみると本州からだと神戸から高速バスがでているのでそれを使いました。
旅行初日、3時半に起床し、地元から始発の始発の電車に乗り、新幹線で新神戸へ。そこからバスに乗り1時間半くらい。
無事に大塚国際美術館へ辿り着きました。

国際と名がついてるだけあっていろんな国の国旗が。
入り口でチケットを買います。

入り口から上に上がって行くと、最初にあるのが、あの米津玄師が歌っていた場所、システィーナホールです。

壮観。

ここは、バチカンのシスティーナ礼拝堂にある、ミケランジェロの天井画「最後の審判」を再現したホールです。

そう、大塚国際美術館は「陶板名画美術館」。世界中の作品が陶板によって原寸大で再現されている美術館なのです。

ちなみにレモンも一緒に飾ってありました。笑

レモンが主題歌だったドラマ「アンナチュラル」大好きでした

展示は、一番下のフロアの古代美術から始まり、一番上のフロアの現代美術まで、時代を辿って行くように美術の歴史を順に見て行くことができます。

誰もが知っているような名画が多いので、あまり美術に詳しくない方でも「あ、見たことある!」と思えるのでとても楽しいと思います。

こんなに近くで見れるモナリザ
みんな大好きフェルメール

また、いろんな画家の受胎告知の絵だけを集めた部屋があったり、「最後の晩餐」の修復前と修復後のものが一緒に展示されていたり、本物では絶対に一緒に見ることはできないものを一部屋の中で見ることができるというのもかなり面白かったです。

受胎告知部屋
最後の晩餐

「最後の晩餐」の前で小学生たちがニコニコ記念撮影していたのがちょっとシュールで微笑ましかったです。静かにおとなしく鑑賞しなければならない普通の美術館と違い、子供連れでも自由に楽しめる場所だなと思いました。

ゴッホのひまわりも一挙に
筆のタッチも再現されています

隣にいた小学生がゴッホをペタペタ触ってるの見た時は反射的にヒヤッとしてしまいましたが。笑


大塚国際美術館は「体験型の絵画の博物館」という感じでした。基本的にはすべてレプリカなのですが、原寸大で見たり触ったり、礼拝堂や洞窟などといったその絵がある空間まで再現してるのがとても新鮮に感じました。

こんな洞窟みたいな部屋もあったり…
ゴヤの家の食堂を再現した部屋とか

美術館の中にレストランもあり、お昼は海鮮丼を食べました!晴れていたら外のテラスがおすすめです。モネの池を再現した美しい庭を見ながら食べられます。最高でした。

大塚国際美術館はとても広いので、休憩もしながらもかなり早足で見て、なんとか一日で回り切りました…!

絵画のテーマパークみたいな大塚国際美術館、一日中楽しめるのでおすすめです。

大塚国際美術館の見どころが多すぎて長くなってしまったので、今回はここまでにします。
次回は島巡りについて書きたいと思います。

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