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息子が間違って組んだレゴを遡って、間違えたところを見つけて組み直す検定3級

子どもとLEGOの組み立てしたり、料理一緒にしたりしてるなかで

「ハッ…!私もしかして、説明書の中身をパッと把握して、相手に合わせた簡潔な指示に直して、やってもらうのが得意かもしれない!!!これなにかに活かせるかな?!」

と言ったら

「それ、教員では…」と言われた😌

……辞めてしまったが???笑

あんまり考えたことなかったけど、先日「先生は難しいことを切り分けて、噛み砕いて相手に伝える仕事」というのも言っていただき、ああ、そうか〜と。先生という職のことをそんなふうに捉えたことがなかった🫠

私の場合「資料の読み取りが速い、読むのが速い」というのがまずある。

ただ、速いだけで短期記憶が仕事してないのですぐ忘れる。

どれくらい忘れるかというと、センター試験の現代文で1回文章を読んだ後に問題に入るともう記憶を失っているレベルで覚えていない(速読できるから時間内に何回も読み直せる、というのでカバー笑)
本を読んでも、何を読んだか、どこに何書いてあったか、結末がどうだったのか、よっぽどでない限りは全く記憶に残っていない。学生時代の教科書懐かしいトークにも入れないくらい、忘れる。書いてて悲しくなってきた。

けど、これ。

その場で読み取って指示出すだけなら覚えている必要はないというわけ。覚えとく必要がないから。組み立て終わったらもう同じ組み立てすることは多分ないし、料理のレシピも次作る時にまた見れば特段問題ない。
「(忘却を伴う)読み取りの速さ」が一番光るのはその場で何かするときなのだと、33年生きてきてようやく気づいた。

次に、それを指示にするという部分。これは先生時代に毎日毎時間やっていたことを、我が子相手にもやっている。

具体的には
・単指示で伝える
・見通しを伝える
の2点である。

LEGOの組み立てはリアルタイムで私も説明書見て指示出すから見通しきかないけど
料理の場合、先に「こういう風になります」をざっくり伝えておく。

そこから、目の前の行動について指示を出す時には必ず「単指示」、というのを徹底する。単指示というのは、1つの言葉の中に、1つの指示だけを入れるということ。

例えば
「野菜を切ります」
「茶色のパーツを、ここにつけます」
のような指示の出し方を言う。

「野菜を切ったらカゴに入れて、全部切れたら鍋に移し替えて火にかけます」みたいな言い方をしない的なことですね

細かくやるなら、

ジャガイモを取り出す
「ジャガイモを切ります」
「切ったら、カゴに入れます」
にんじんを取り出す
「にんじんを切ります」
「切ったら、カゴに入れます」

今ジャガイモの作業してほしいならジャガイモ以外は見せない。テーブルに出させない。それを見越して、何をどの順番で作業させるかを考えて指示を出す。

(「こどもがジャガイモを切らずににんじんを先に全部切った!ぷんぷん!」となる場合、指示出しと環境設定を見直すと変わる可能性がある)

最後に、やってもらう。
なににつけても、まぁ、大人がやった方が早い…ってことが多いじゃないですか。料理だって手伝いの補助するほうが大変だったりするし、LEGOも指示出さないで親が全部作っちゃった方が絶対早いぜ〜ってこともあるよね。

この点、なるべく「やってもらう」というのは、大事にしてるかなと。押し付けになりすぎないように…は大前提なのですが、特に料理は本人たちが「やりたい」と言ってきたら絶対やらせることにしてます。そしてそのときに「どこをどれくらいやらせるか」の判断が結構早いのではないかと。

何かがあったときに、瞬時に見通しを立てる力を「プランニング」というらしいのですが、おそらく私はそれが強いタイプです(心理士さんに言われた)
マイナスに働くこともあるのですが、こういった場面では強みにもなってて。
お手伝いしたい!と言われたら、「じゃあここの工程を任せよう」「あと一品欲しいと思ってたから、卵焼きを作ってもらおう」みたいにパッと思いついて、返事のタイミングで「いいよ!じゃあ卵割ってくれる?」って返せるのは、まぁいいところなのかなと。

教員時代前半は「やってもらう」の結構苦手だったけど、後半はだいぶ任せられるようになってた、と、おもう。自分の息子相手ならば遠慮はいらないと言う点では、生徒よりも指示は出しやすいかも。だからこそ、距離感注意⚠️な面ももちろんあるけども!

私が教員に向いていた部分があるとするなら、一番はココだったのかもしれない。と、やめてから気づく春。

まぁ〜、これから別のところで生きることあるでせう。

息子が間違って組んだレゴを遡って間違えたところを見つけて組み直す検定3級のおかげで、私の強みに出会えた、かもしれない。

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