家族写真で1番伝えたいことは『あなたをずっと愛してる』
家族写真で伝えたいことってなんだろう?
ふと頭の中に浮かんだ。
家族写真の写真を撮るのも写るのも当たり前すぎて今まで気にしたことなんてなかった。
僕は家族写真がこの世界で価値のある写真だと思ってる。
なぜ、そう思うのか?
亡き祖父母の姿を見れるから?
幼少期の原体験を思い出せるから?
自分や家族の歴史を辿れるから?
どれもその通りではある。
どれも自分自身が体験したことで、重要なことだと思っている。
でも、もっとシンプルな理由な気がしてた。
『あなたをずっと愛してる』
僕はずっと家族の愛情を感じで生きている。
ただ家族から『愛してる』とか『大好きだよ』なんて言われたことはない。
言われても気持ち悪っ!と思うだろう笑
でも、愛情は感じている。
それはなぜか?
我が家にはところどころに写真が飾れている。
旅行先で撮った花や風景の写真、僕の子どもの頃の写真、亡き祖父母たちの写真。
アルバムもいつでも引き出せる場所に置いてある。
今まではなんとなく見たいときに見ていたが、改めて見直してみた。
僕や弟が写っている写真。
祖父母と一緒に写っている写真。
家族みんなで写っている写真。
旅行先の景色や宿の写真。
一枚、一枚から伝わってくる。
『あなたをずっと愛してる』
当時、子育ての最中の父と母から。
今は亡き祖父母から。
すっかり大人になった今でもそう言ってもらえているように思えるのだ。
写真の隅っこに『愛してる』を添えて
僕も人の親になり、家族写真の価値と重みを実感している。
たとえ、
自分が幼くて覚えてなくても
大人になって忘れてしまっても
記録が残っていれば、時を経ても伝わるのだ。
家族と過ごした日々を。
確かにそこにあったつながりを。
そしていっぱい愛情を注いでもらったことを。
とはいえ『愛してるよー!』を写真の中に全面で押し出すのはさすがに恥ずかしいし、見る側も気まずいだろう笑
だから、画角の隅っこに伝えたい想いを添えてシャッターを切ることをお勧めしたい。
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